まるで干したての布団のように暖かい夕陽の差す時間帯。 仕事から帰る電車の中で主人公、咲坂葵(さきざかあおい)は疲れ果てて眠りに落ちるところだった。ひょんなことから現実と夢の間で不思議な力に目覚めた。そこにいたのは壊れてしまいそうに哀しみ泣き続ける兄妹。妹の少女の名はエイル。葵はエイルと不思議な体験をする。新しい自分たちとの出会いと共に彼女たちは運命に覚醒する。悲劇の事件を解決する為に、二人は未来から来た自分に指令を受ける。 ーー『彼らを死なせないで』ーー 大きく膨れ上がる運命と共に、彼女たちは未来と、死と、自分自身との戦いを選ぶ事になる。 2014年8月を舞台に、過去とリンクしながら物語を進めていく。物語は毎日更新され、現実世界と同じ時間軸で進む。
「吹雪となれば」シリーズの続編、現代編です。ついに織田信長登場。 作品画像は、前世を含めてからまりあう縁(えにし)を意識して選びました。 ネタバレを防ぐ為にも、出来れば「吹雪となれば」を読まれてからご覧ください。
『幕間』の名の通り、戦場に出る前のワンシーンです。スリーマンセルの面子は三成、幸村、鶴姫。戦場でこそ発揮される鶴姫のギャンブル癖を、心配する三成さんと、どっちかっていうと2人に巻き込まれるタイプの幸村さん。戦場で軽口を叩き合う仲の3人。奔放かつ天衣無縫に戦場を鉄火場に見立てる鶴姫さんを、愛し、心配するが故に叱る三成さんと幸村さんなのでした。今回はギリギリ、小十郎さんも台詞があります。あとはナリ兄様と秀吉さん。エロシーンは皆無ですが、最後にそこはかとなく、秀吉さんが元就さんを気に掛けているような余韻がありますので悪しからず♪
とある少年の、夏の夜の想い出を描きました。蛍の幻想的な光と、水蜜桃に秘められたうつくしい日本の夏の夜を感じていただければ幸いです。
創作小説おだいったー(http://shindanmaker.com/244907)のお題をもとに書いたものです。
捺由が植物状態になり始めてから早一ヶ月。空義はその原因を特定し、奏都に託した。そして奏都が誘われたのはケレブレムと呼ばれる世界。その世界の存在意義が奏都を苦しめる。
持病の発作を起こした鶴姫を案じて、同盟軍主要メンバーは仕事が手に付きません。やっと熱が下がったと思ったら、今度は妙な敵と出くわします。 盟友たちの求めに応じて、兄・元就は語りだしました。鶴姫の過去のほんの一部、未来の先に起こる、起こす、戦の話を。兄と妹の2人だけで行う、堕落し切った術者の世の、浄化作業を。 小十郎×鶴姫ですが、エロシーンは皆無です。むしろ小十郎以外のメンバー、半兵衛さん、三成さん、政宗さんの無償の愛が目立ってる、かな? まぁ、半兵衛さんなら『対価なら、彼女の笑顔ひとつで充分さっ♪』とか言っちゃうのでしょうけれども・・・。 小十郎さんしっかりっ。奥州で仕事してる場合じゃないかもよっ?!
我々に、驚きという娯楽を与えてくれる、マジックの世界。 しかし、その裏側に秘められた人間の野心と苦悩とは… 敏腕ジャーナリストが暴き出す、手品師たちの素顔。 タネもシカケもございません。
主人公の少年と、幼馴染みの少女、少年が繰り広げるラブコメ?です。 楽しくて、ちょっと切ない物語ですが、基本的にはコメディ重視です。