茸書店の出している冊子のお話し。その村では、ぎょうれつもたし(ささくれひとよたけ)がでると、ぽっくりで死ぬ人がでた。
ちゃんと広げてください
朝灯のかいじゅうは世界を呑み込んだ。
“色”に焦がれる、モノクロの世界を生きる少女と、 極彩色の世界に溺れ、染まる事のない“一色”を望んだ少女。
文永の年、紀州熊野を歩く念仏聖、智真は一人の僧に行く手を遮られた。世俗の縁を捨て、念仏を勧めて生きることに生命を懸けようと、勧進に踏み出したばかりの智真は、僧の疑念に応えることが出来ず、熊野本宮に篭もる。そこでの幻想体験を通じ、智真は一遍と名を改め新生する。 時宗の始まりの物語。
天使と仕事の話です
神田で茸の不思議な書店に出会った。そこが出版している小冊子第一号、茸幽霊の物語。
茸書店発行の小冊子に書かれた物語、その昔、茸はヒトに選ばれ、飼われるペットだった。選ばれなかった茸のジェラシー