WEB上でにわかに信じがたい噂が飛び交うようになったのは、去年の暮からだった。 僕は学校の友人の前川とスカイプで他愛のない会話をしながら、PCで来週提出しなければならないレポートを書き上げていた。唐突に前川が、そういえばさ、おまえ『指切りハッカー』の噂みたかよ。と言い出したのだった。 「いったい何だよ、それ。ハッカーが指切りげんまんとか言って約束した後、特定の人物に制裁でも加えてくれんのか?」 レポートに行き詰まり、ヘッドセットを有線から無線に切り替え、コーヒーを作りに台所へ僕は向かった。 「そんな生ぬりぃ話じゃねぇよ。今、匿名掲示板で流行ってる話なんだけどよ。どうやら目に余る誹謗中傷をしてるやつらの指を全部切り取っちまうって話だぞ。」
欠けている場所が目立つか否か。 私と、あなたがたとの違いは、ただそれだけ。 『皆、欠落人間。 それで、いいじゃないか。』
注意:BL小説です。過激な性表現はありませんが、男同士の恋愛小説なので成人向け扱いです。 男同士の恋愛が苦手な方は読まないでください。 あらすじ 大手企業電器店総合カウンターに勤務する高橋春樹(たかはしはるき)は、結婚を決めた彼女にふられ、イケメンで自分よりも成績がよい後輩が現れて嫉妬するなどストレスがたまっていた。 でも、唯一心のよりどころである、誰にも言えない事をしていた。 これで、また明日から働けると思いきや全てを後輩が見ていて。
かなり強い表現をしたミステリーの作品です。ふたりの姉妹に纏わる呪われたような惨劇が起こり望まれざる陰惨な結末を迎える物語です。
円満と言えない家庭で四苦八苦する父親は、かつてモテていた時をよく思い出しては自分を慰めていた。 別の人を選んでいれば、幸せな人生があったのかもと、後悔に生きているなか、小汚い老人と出会う。 その老人から渡された、胡散臭いおもちゃは、特別な力を秘めていた。
陸上自衛隊一等陸尉である柊竜二の妻 涼子は夏の陽の下で麻薬に汚染された暴力団準構成員の凶刃の犠牲になった。特殊作戦群を自らの意思で辞めた柊の怒りは組員の所属する組織に向けられ、尼崎に巣食う組織を壊滅へと導いた。おりしも戦後金権腐敗体質に嫌気のさした、時の総理渡辺誠一郎は首席秘書官内村と密かに対策を練っていた。 《法が機能せず、正義が実現されない時私なりに創ろうとしている組織が法を執行する権利を・・・・》それはこの一言から始まった。 第三師団の木暮幕僚長と渡辺総理との出会いは、内村を通じて密かに実現され、国民の安全と財産を守るという大義の元にW機関が創設された。 “裁判所で見かける正義の女神テミスも悪と戦うために剣を持っています” 彼女の持つ天秤は傾き男が吠えた。 反社会勢力が今までに出会ったことのない敵として、立ちふさがるW機関との間に死力を尽くした戦いが始まった。
当時小学4年生だった僕は、高校生の姉のスカートが洗濯に出されているのを見て、妙な気持ちが芽生えてしまった…
音楽スクールでヴォイストレーナーをしている木村 啓介は、歯科助手で働いている恋人のリナと和音占い師のSayokoのピアノ弾き語りライブに表参道に連れられて行く。 土砂降りの雨の中、気乗りしない啓介だったが、Sayokoと黒子のライブの巧みな演奏や彼女の歌に魅せられてしまう。更に全席禁煙、私語、スタンディング禁止、アンコール無しの たった60分のステージ。 異例なライブスタイルやライブコンセプト、パフォーマンスに啓介は度肝を抜かれる。 実際のライブの模様やヴォイストレーナー啓介のSayokoへの心境の変化は曲が進むにより絶妙に変わってゆく