あの冬の日に役割を終えたみたいだ。それは解ってた。だって全てが完成していたから。でも、こうして生きている。神よ、何故、私は生きているのですか?
痩せていく体 萎れてく花 痩せた世界に愛を 萎れた花に水を
拝啓、僕を失った世界たちよ 神を失った世界たちよ 僕の期待を裏切ったのはそっちだ いいや、奇跡も平凡に帰すものだからか ならいいんだ 神を失った文明は衰退するだけ 全てに意味は無いのだから この無意味な世界で愛を為せ それが唯一の意味となるから