嘘と詐欺師。離しても離しきれないこの二つが離れた時、一体彼らはどうなるのだろう。 突如釈放された、極悪非道な詐欺師の波乱万丈な数日を描いた、ちょっとSFチックな物語です。
最終奇跡(ふぁいなる・きせき)、22歳。プロ野球球団、ファイヤー・エレクトリックスに所属する中継ぎ投手である。プロ4年目。田舎でちょっとは知られた存在だったが、ルーキーシーズンに防御率99.99という非情な現実を突きつけられ、絶望のどん底まで打ちのめされた彼は思った。これは、自分の平凡なストレート・カーブでは勝負にならない。何か、魔球を思いつかなければ。決して打たれる事のない、魔球を……!! 彼は危険を承知で、1年目の年俸を全て握りしめ、国内・海外・宇宙に武者修行に出た――。
なにをやっても死ねない異常にタフな死にたがり女子高生「テュエ」と、謎の仮面を被った少女「カシュ」がまったりと日常を送る、だけかもしれない。
僕の幼馴染――結は目がまったく見えない。 結が「広周波光子受信デバイス」を付けた時から、僕らの小さな世界は少しずつおかしくなって行った。 「技術」と「感覚」の狭間を探る、SF風味恋愛もどき小説
みなさんの中にある「介護」と実際に介護職員が触れている「介護」 そして私にとってモデルをしながらの「介護」とは。 そこにまでたどり着くまでの間と今現在をみなさまに。
大学卒業後、淡々とサラリーマン生活をしていた銀一は、突然死去した親父の跡をついで全くやる気のない探偵業を営む事となった。もちろん親父の築き上げてきたコネクションは全く引き継ぐことはなく、ただのうのうと日がな一日事務所で本を読む生活を過ごしていた。 そんなある日、飲み友達の綾子を無理やりタクシーに乗せ込み、帰宅の途についたとき、まるでドラマや小説のように段ボール箱の中で鳴いている猫を見つける。 猫好きの銀一はそれを拾い事務所に連れ帰ってしまうのだが── 猫と話せる様になってしまった平凡凡庸な銀一と自由気ままなルイが織りなすファンタジーでミステリアス、コメディタッチな短編探偵小説がここからはじまる! ※不定期更新!作者の思いつきでストーリーを作っていきますのでいつ完結するかもわかりません。通勤通学のお供に使っていただけたら光栄です。
勇者と、そしてともに戦った男たち。その生き様はいかなるものであったのか。 ただ一声に己が全てを込めて、鳴り響かせたという。それは伝説にいわくの――
2分で読めます。「話の中に必ず超能力者がひとりは出てくる」というしばりで掌編の連作を執筆中。 超能力者の名前と能力が必ず最後に記載されてますので、答え合わせ感覚で読んでいただければ幸いです。