この心をお返しできるならば、と思ってしまいます。 身の程をわきまえているつもりのロボットとそんなのどうでもいいロボットを開発した女の人。
近未来の廃工場にて意思を持つロボットと科学者の最期のお話。 たとえば意思のあるロボットがそこにいたとして、それでも私たちは自分たち人間の方がよっぽど"心"について解っていると思うだろう。 その科学者の女も同じことを無意識に思っていたかもしれない。けれども、本当にそうだろうか? 殺意を抱いたロボットと殺意を抱かれたのだがその理由がよくわかっていない、わかるつもりの無い人間の女。 決してハッピーエンドではなかったけれど、それでも最期に何かわかった気がした、そんな人間の女。
西暦2017年、ギリシャの政権崩壊に伴う紛争に介入した国連軍。しかし、現地でであったのはロシアの機甲部隊だった。その戦いから間もなく、ロシア西側を主体にした帝国主義国、「モスクワ帝国」が独立。はたして、世界はどんな方向に向かうのか?これはその戦争を駆け抜けた、中隊のお話、そしてTruth of war.(戦争の真実。)
この世には、ただ平凡に人間として生まれてくる者とそうでない者がいる。普通に学校へ行き、大人になって仕事に就き、人生を楽しみながら生涯を終える者。もう一つは、存在しているだけで大いなる宿命に日々を追われる者。 ここは二つ目の世界。「Another world」とでも呼ばれるだろう。そしてこのAWにいるのは「神」。 彼らが自分の宿命を果たし、生き残ることができるか、それとも…。
ボクはある人に思いを寄せている。だけど・・・-------- 俺はアイツを守ってやりたい。だが、俺にそんな資格は・・・-------
この世界とは、似ているけど少し違う。そんなパラレル・ワールドのお話… 地球外から突如、現れた異星人。彼らの考えは地球人の常識を逸脱しており、即座に地球へ攻撃を仕掛けて来た。目的は…『侵略』…言葉の通じない相手の考えが解る程、彼らの行動は大きかった。 そこで国連は、この戦争を『第3次世界大戦』と宣誓。全国家が協力して立ち向かう必要性があると宣言。 各国家より優れた兵士を収集。新・国連軍2個大隊を立ち上げ、各国の軍と共に反撃を開始する。 しかし、新しい兵器を開発するまでに、数多くの犠牲を払ってしまった地球側は、特別な訓練を受けた13歳以上の少年達からなる第3大隊『トライアド』を設立。形勢の逆転を計る。