あらすじ:珊瑚がまだお腹にいる頃、母は出海浪親によって、父(喜林義郎)から引き離されてしまいました。物心ついたころから出海を父として育った珊瑚でしたが、喜林との対立が深まるにつれ、その心も揺れていくのです。
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文体も内容も浅く、故に深い。そんな作品。
短編という枠組みだからこそ可能な密度と深度。長編に引き伸ばすと倫理的・統制的に持続しにくい構造。
小説家になろうで、夕さり名義で書いた小説を多少書き直して転載中です。
一生友達だかんね。
2008年2月初稿/「未詳02」2008年掲載作品
2008年2月初稿/ユリイカ2008年5月号選評欄,2010年六本木詩人会WEBで発表