空色凪

空色凪

フリーズ7 散文詩『全知全能のパラノイア』

フリーズ7 散文詩『全知全能のパラノイア』

すべての記憶を持つ少女を語るわたし。その君はバベルの図書館の本も知っていたし、そこに存在しない本までも知っていた。

  • 小説
  • 掌編
  • ファンタジー
  • SF
  • 全年齢対象
  • Copyrighted
フリーズ8 散文詩『酔いの醒めた夜明けに』

フリーズ8 散文詩『酔いの醒めた夜明けに』

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
  • Copyrighted
フリーズ9 省察:死と全能の板挟みから抜け出すために

フリーズ9 省察:死と全能の板挟みから抜け出すために

死とハデスの狭間で永遠の愛を。 それが僕の生きるレゾンデートルだった。

  • 随筆・エッセイ
  • 掌編
  • 全年齢対象
  • Copyrighted
フリーズ10 散文詩『果てしなく続く死の先に』

フリーズ10 散文詩『果てしなく続く死の先に』

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
  • Copyrighted
フリーズ11 戯曲『フロイデントレーネン=最期のシ』

フリーズ11 戯曲『フロイデントレーネン=最期のシ』

凪いだ空の下、詩人は泣いた そんな戯曲

  • 自由詩
  • 掌編
  • ファンタジー
  • 恋愛
  • 全年齢対象
  • Copyrighted
フリーズ12 散文詩『水面の火、水辺の花、水門の先』

フリーズ12 散文詩『水面の火、水辺の花、水門の先』

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
  • Copyrighted
フリーズ13 散文詩『エデン・フィールド』

フリーズ13 散文詩『エデン・フィールド』

エデン・フィールド、春先の雪のように解けて、この全能のしがらみも全知の呪詛も。

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
  • Copyrighted
フリーズ14 散文詩『世界を創りしあなた達へ贈る詩』

フリーズ14 散文詩『世界を創りしあなた達へ贈る詩』

遥か、高い空の上にいては、少し下を神と呼ばれる者が通りかかった。我は彼の者に、ヴァルナに己の主な罪を尋ねた水夫のような謙遜で問う。 「私の人生に意味はあるのですか?」 すると、神はこう答えた。 「人と神とは異なる道を歩く。それ故に……」 この先をいつも思い出せない。神はあの後、なんて言ったのか? きっと、それを思い出すことは赦されないことなのだろう。だから私は無知蒙昧の牢に囚われながら、生きる歓びを噛みしめるのかもしれない。

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
  • Copyrighted
フリーズ15 散文詩『水門を去る』

フリーズ15 散文詩『水門を去る』

疲弊した脳は病的なまでに美しく、それでいて世界は凪いだ渚のように穏やかに映り、遠くからは歓喜に満ち溢れた音楽が聴こえてくるのです。私も神や仏となって、輪を去ることを受け入れました。ですが、まだ早かったみたいでした。ニーチェですら、45年の歳月を要したのですから。そんな至高体験の幕引きには、最高の人生が必要なのでしょうか。忘我のままに生きるのがこんなにも優しく心地よくても、いつまでも死に浸っていては、生きてはいけないみたいでした。ですから、私は全ての罪や欲を受け入れたのです。柔さも弱さも、時には愛となることもあります。永いお別れは、こうしてアフターストーリーとなったのでした。

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
  • Copyrighted
フリーズ16 散文詩『また逢う日までのお別れを』

フリーズ16 散文詩『また逢う日までのお別れを』

縁ある者とは必ずまた逢う理を知れ…………泣いたのは、8月の某日。 晴れたのは、1月のこと。 3月に孵化した思い等も、 9の終末、眠ってしまえ

  • 自由詩
  • 掌編
  • ファンタジー
  • 恋愛
  • 全年齢対象
  • Copyrighted