*星空文庫

加原ゆうま

牛乳の膜みたいにのっぺりとした話が好きです。

黄色いハバナ

 二人の男女と一枚の写真のあべこべな空間は合わせ鏡のように先のない現実に取り残されている。 「まあ、持って帰りたいならそうすればいいわよ。そんなことで死刑になんてならないし、そもそも落とす奴が悪いんだから」と彼女は言った。

  • 小説
  • 短編
  • 全年齢対象
  • Copyrighted
  • 2018-11-09

地底湖の怪物

 大学生の男女二人が歩いている。洞窟の中を。男は懐中電灯を持って歩き、女は男の腕にしがみついて歩いている。洞窟内は湿っていて、床が濡れているから彼らは注意しながらゆっくりと歩いていた。

  • 小説
  • 掌編
  • ホラー
  • SF
  • 全年齢対象
  • Copyrighted
  • 2018-11-03