加原ゆうま

牛乳の膜みたいにのっぺりとした話が好きです。

黄色いハバナ

二人の男女と一枚の写真のあべこべな空間は合わせ鏡のように先のない現実に取り残されている。 「まあ、持って帰りたいならそうすればいいわよ。そんなことで死刑になんてならないし、そもそも落とす奴が悪いんだから」と彼女は言った。

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十一番目の女

「どんな夢だった?」 「カマキリが焼き殺されてた」 僕は窓の方に目をやった。カーテンの隙間から街の明かりが差し込んでいた。もう夜の一時は過ぎているというのに、街はせわしく活動を続けていた。そしてカマキリの死について考えた。どうしてカマキリが焼き殺されなければならなかったんだろう?

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地底湖の怪物

大学生の男女二人が歩いている。洞窟の中を。男は懐中電灯を持って歩き、女は男の腕にしがみついて歩いている。洞窟内は湿っていて、地面が濡れているから彼らは注意しながら歩かなければならなかった。

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