*星空文庫

天草鈴

白い珊瑚

心が肉体から引き離されたとき、人は日常に潜む狂気に無縁ではいられなくなるだろう。 文学・哲学・精神分析・日本語・ドイツ語を用いて、自己という迷宮に徹底的に取り組んだ告発の物語。 この小説のテーマは、 性と男女の平等 正常と異常 女性間の格付け、自意識と男性からの承認 本能と五感 肉体と心の葛藤 母親からの支配 感情の代替と後から押し寄せる悲しみ 音と記憶 過去の意味の変容 場所を占める事 忘れ去られた大事な事をいかにして愛でるか 等である。そして、小説全体に通底するテーマは、「日常に潜む狂気、狂気に巣くう死の予感、狂気を引き受ける心と肉体の相克」だ。

  • 小説
  • 中編
  • 恋愛
  • 全年齢対象
  • Copyrighted
  • 2017-11-13