*星空文庫

冬夜 流治

冬夜 流治

T o u y a R y u j i

分離の肌

女は熱に病んでいる。それは体の病でもあるが、記憶に起因する心の病でもある。熱は彼女のうちにささくれた旱魃をもたらしている。停滞したその心を過去から現在へと動かすために、男は女を愛する。しかし、その心は鉛をいくつも詰めたように重くなってゆく。女は自分を消すことで男を救おうとする。しかし結局、それは「押さえつけるものから逃れようとして、結局はその手中に身を任せ」ることに過ぎないと男は言い聞かせる。

  • 小説
  • 中編
  • ファンタジー
  • 恋愛
  • 冒険
  • 全年齢対象
  • Copyrighted
  • 2017-01-12

さよならサリュー

  • 小説
  • 掌編
  • ファンタジー
  • 恋愛
  • ミステリー
  • 全年齢対象
  • Copyrighted
  • 2017-01-12

舌火

おれとおまへはだきあって、ひとにぎりの空気になる。無色透明の|焔《ほのお》。永遠をみにつけた一枚の火へと。

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
  • Copyrighted
  • 2017-03-07

三角錐《フラスコ》

喜びの深きとき憂うれいいよいよ深く、楽たのしみの大いなるほど苦しみも大きい。これを切り放そうとすると身が持てぬ。

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
  • Copyrighted
  • 2017-01-12

雪花石

雪の降る京都の冬空をベランダから眺めていたら、ふと耳元で聞いていた音楽と、見ていた景色から「離散」や「別れ」といったテーマが浮かび、それを詩に落とし込みました。

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
  • Copyrighted
  • 2017-01-16

眩暈坂

恋は数学ができない 幾編の詩を読めれども

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
  • Copyrighted
  • 2017-01-17