なんでも書きます。なんでも読みます。関心さえあれば。
文学というと、とたんに厳めしくなりがちです。
テキストライター。もしくは散文家。
そんな名乗りがいいかとおもう昨今です。
あらためて自分の部屋を見回すと、本やらなにやらごちゃごちゃしてるのですよね。ぜんぶ捨てたらすっきりするんだろうか、でも捨てられないなという気持ちがもやもやしてまして、それが形になったようです。
「明夷」とは本来しっかりしているものが傷つき、弱っていくことを示す『易経』のなかの言葉です。自分の立つところを失った人物(※)の内面の彷徨を描きます。