茶屋二郎

歴史の教科書や学者の定説では矛盾が多い歴史の事実を自分の人生体験を通して見つめ直すことにより新しい歴史史観と偉人の真の人物像が見えてくる。そのような背景においての新しい歴史小説にチャレンジしている。

若い時から小説家やシナリオライターに成りたい願望があり、会社経営のかたわら四十歳を越してからドキュメンタリー、歴史小説を書き始める。現在著書は歴史小説を中心に「青淵の竜」「1868年終わりの始り」「若き血に燃ゆる」「遠く永い夢」など10冊程度あり、今回新作である「蓋棺」を広く読者に読んでもらいたい為に、出版社の思惑から外れて青空文庫に最初に掲載することを決めた。明治維新を賊軍の立場から描いた新作は新しい歴史史観と新鮮な感動を読者に与えることができると信じている。