待合室の午後

何気ない日々で 変わらない僕で

それでも 結ぶ点をわすれないことだけは欠かせなくて

ゆるやかな角度で 速度で降下していようが

事実だけはいつも 顔色を変えずにそこにいたから

僕もできるだけ毅然とした態度で そこにいようと思った

届かなかったことばと 届けるべき時に届けられなかったことば

そのどちらも いつかの僕を形づくっていたことには変わりないから

ピアス、水玉、満月、病院

待合室でまた きみのことを思いだしていた

待合室の午後

待合室の午後

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2020-05-18

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted