love Letter From…

After all this time?

留守番電話をきいた、ありがとうはずるい
俺は大好きで嫌いになれないから、逆に嫌られるようなことをして関係を終わらせたクズだよ

振られてからもずっと好きだった
ご飯を食べながらニコニコしてる顔を見ているとやっぱり好きなんだよなと強く思って、県外に行って欲しくない、ずっと側にいたい、いてほしいと思う自分がいた
でも俺は行くなと言えない立場で、いう権利もないよねって言われて、それに耐えられないと思った
遠距離で大好きな君に会えない日々が続くことにも耐えられないと思った
一度彼氏を経験してしまうと、彼氏以外の中途半端な立場はつらかった
それくらい大好きだった
俺を夢中にさせる魅力があったんだよ
応援できなくてごめん

別れた後も変わらず頼ってくれて嬉しかった
抱きしめてくれて嬉しかった
こんな俺にもまだ生きてる価値があるんだって感じることができた
縛り付ける自分と甘えてしまう自分に疑問を感じながらも大好きな人との繋がりが切れてしまうのが怖くて深くは考えないようにしていた
でも、きっと今の関係はダメなんだよね
そう思っても居心地のよい今から離れる勇気なんてなかった
昨日だって信頼されてないんだってガチへこみしたし、泣きながら心情を吐露するのを見てすごく心配した。
「貴方に頼ってしまう私がいる、ダメだよね」って聞いて、お互い遠慮せず頼れる存在だけど、このままでいいのかって、ふと考えてしまった
お互いの存在は最高の薬なんだけど、やめられない中毒性もあって中途半端な関係ではダメなんだろうなと思った
既に理解はしていたけど、行動には移せなかったんだろうなと思って、俺から離れるしかないと決心した
あのとき最も怒らせて嫌われるであろうことをして関係を強引に終わらせた
嫌いになれないから卑怯な手を使ってしまった
ごめんなさい

俺の彼女になってくれてありがとう
ずっと1番でした
俺にとって最高の彼女だった
笑顔が大好きだった、めちゃくちゃ可愛いいし、髪もメイクも服もオシャレで不安だったけど、誇らしかった
誰よりも優しくて甘えん坊で寂しがりやで人間らしくて守りたいなと思った
伝えるのが下手といいながらも、照れながら愛情を伝えてくれる貴方に生まれて初めて他人を愛おしいって感じた、誰よりも幸せにしたかった
初めてペアリングをしたし、助けてあげられないときに少しでも側に寄り添いたくて意味を込めたネックレスもプレゼントした
もっと俺に魅力があったら死にたいという思いから解放して幸せにできたのかなと後悔してる
もっと俺が器用なら円満な終わらせ方があったんじゃないかと後悔してる、最後ぐらい2人が大好きなカラオケで笑って終わらせられたらよかったなと思う、だけど、一緒に歌っていたらあまりにも楽しくてこのままでいいやってなってたんだろうね、ごめんなさい

俺を理解してくれてありがとう
たくさん愛してくれてありがとう
今まで生きてきた中で一番愛情をもらった
大好きでした
今でも誰よりも好きです、幸せにしたい
怒られて嫌われて諦めがついたはずなんだけど、時間が経つとダメだね
最後まで迷惑かけてごめん
君に負担を与える俺は消えるべきです
さようなら
嫌われたくなかった
彼氏以外の立場に耐えられない弱い僕を許してください、ごめんなさい
さようなら

love Letter From…

…always

love Letter From…

  • 小説
  • 掌編
  • 恋愛
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2020-03-30

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