カレンダーズ

いつものように留守だったので

ふだんはいかない居間にいき

家族カレンダーに目を遣ります

わたしの列だけ 白が目立って

無口なわたしを 象徴している

それを眺めて 孤独に耽る

それを集めて わたしができる

ここではどうやら死人のようで

へやのなかでだけ生き返れます

日に幾度となく死んでいたので

一人用のカレンダーを買いました

カレンダーズ

カレンダーズ

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2020-03-10

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted