女子高生

しんどさを勲章みたいに引きずる彼女は

自分より幸せな誰かが笑ってる

それなのに幸せを感じることが惨めで

不快な幸せを捨てた

心地良く染み渡るのは記号としての不幸

いつしか全てが嘘に見えて

なにも信じない過去から今へ

薄れゆく記号の隙間からすり抜ける幸福の影に泣く

それを知って尚もまた信じられないから

巡る不幸を追いかけている

女子高生

女子高生

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2020-03-10

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