いつかの夢で見たあの場所は

見るからに殺風景で わたしが消えれば無人の園で

見慣れない骨董品が散乱していて(わたしもその一部であるということは到底知る由もなく...)

(それは わたしの わたしの 美術?)

平行世界の 未知なる 耽美の モルファス

文化を殺した 廃墟でした

無聊なテープは息を引き取り

その斑点は プロミネンスの餌となり

幾度となく うまれかわるのでしょう

月が叫びだすまえに

すこしだけ 時間旅行をしましょう

わたしたちに罅が入るまえ うまれかわるまえの 跡地を

泣くことを やめないでください

泣くことを わすれないでください

わたしは ワタシハ XXXis ...は

なんだった?

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2020-03-02

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