霧の街

戸魚

霧の街

霧の街を憶えている

坂道のパン屋がしろくかすむ

ここからは別世界

さえぎるものはひとつもないのに

帰ることは

できないらしい

砂場とかふうせんのこと

思いだしては

(振り向くなと君は言った)

色のよくわからない

信号機をながめる

(彼らのことをしぬまで憶えている)

おきざりにしたあの街まで

霧の街

10分で書いてみました。
詳細 https://twitter.com/door_fish/status/1038708857285951488?s=20

霧の街

砂場とかふうせんのこと 思いだしては

  • 自由詩
  • 掌編
  • ファンタジー
  • 青春
  • サスペンス
  • 全年齢対象
更新日
登録日 2020-02-22

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