アライヴ、 煮えたぎるいのち

昨日も無事で
今日も平和で


明日もきっと
平凡で安らかで



穏やかな日常が来ることを願い



生きてる証を身体に刻む。


笑顔も涙も
手足の皮膚も


ここに生きていると叫んでいる、


世紀を超えた惨劇に
懺悔をしきれていない人類は



今もきっと


あらそひの影に怯えて生きているのだろう



その眼はうつしているか
守るべきものを


その手で持ち抱えているか
守るための責任を



人類よ
からだにきけ、


大脳を引きのばせ



焼きつけろ、からだの記憶に



煮えたぎるいのちの、本当の意味を

アライヴ、 煮えたぎるいのち

アライヴ、 煮えたぎるいのち

  • 自由詩
  • 掌編
  • 時代・歴史
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2012-11-01

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