無題

戸魚

無題


耳鼻科を左に曲がって公園への道


記念碑みたいな駄菓子屋のまえでシャボン玉をふいた


コンクリートの表面とか、塗装が剥げた手すりとか


人影のない窓を飽きもせず見ていた


この町の形なんて知らなかった



たずねるようにあるく古里の


忘れてしまった小路のさきに


シロヤシロが十指をひろげて立っていた

無題

140字のやつです

無題

耳鼻科を左に曲がって公園への道

  • 自由詩
  • 掌編
  • 青春
  • 冒険
  • 時代・歴史
  • 全年齢対象
更新日
登録日 2020-02-18

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted