【超短編小説】次

六井 象

 嫌な夢を見た。知らない誰かにめった刺しにされる夢だ。がばっと起きると部屋に違和感を覚えた。電気を点けると、枕元に置いているぬいぐるみの全身に刺し傷があり、中の綿がはみ出している。何だこれ……。ぬいぐるみを手に取った時、耳元で誰かがささやいた。「次はないからね」

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  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日 2020-01-19

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