ヒカリエ

ミナト螢

さよならをした次の日に歩く
理由や目的を置いたままで
いつの季節も薄着でいい
心臓の距離を確かめるために
生きている人に近づくよ
シャボン玉の帽子を被ると
お揃いの家族みたいで
割れたらすぐに恥ずかしくなる
後悔や未練を思い出すと
あなたの綺麗な横顔の鼻は
エスカレーターみたいに
乗せてくれたけれど途中で降りた
あまりにも混んでいて疲れたの
パジャマの格好でいたかったのに
本当は泣けなけないから
何者にもなれなくても
未来の私に花束を届ける
真っ直ぐなヒカリエ乗せて

ヒカリエ

ヒカリエ

  • 自由詩
  • 掌編
  • 青春
  • 全年齢対象
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