2019.12.27

2019.12.27

今年最後の通院は穏やかに過ぎた

待ち時間の間に寄った喫茶のコーヒーの苦味は優しく

年の瀬の労いを口にする 先生の口調は穏やかに

帰路でみた 空は水晶の様に澄んで

流れる雲の群れは 陽の光で鮮やかな濃淡を描きだし

冷たい北風に 木の葉達が 駆けてゆく姿は妖精に見えた

終うには良い日

2019.12.27

2019.12.27

  • 随筆・エッセイ
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2019-12-27

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