亡命 B

亡命 B

    
    


      



饒舌に白い帆船。球体に絵を与えなければ。彼女のタイプは病まない。球体に意味を付与して希望をローズで包む。足早にヒールで走った地下壕で彼女は停戦を待ちつつタイプを。彼女がステップを刻んだビルの渡り廊下。流麗なダダ。球体を至高聖所へ。事切れた彼女のマルボロ一箱の希望。“adieu”と遺した。


      

亡命 B

作品集1 http://slib.net/a/1845/
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亡命 B

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2019-11-04

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