drop

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「荒地にいる球体のあなたを覗きこむの」


緑色のスプーンで僕が描かれるなら

短いフォルテッシモを選んで欲しくて


「二人なら星座の距離が不思議だと思うの」


今朝の君が与えた隠喩に沸点の兆し

余韻はドライフラワーの癇癪でいい


「いまなにを選んだの?」


僕らは投じる


      

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作品集1 http://slib.net/a/1845/
作者ツイッター https://twitter.com/2_vich

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  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2019-10-05

Copyrighted
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