4時37分

死因:食道炎とさみしさ、そんな朝、朝焼け、胸焼け、つらい。君に会いたいので踏み出したけどそのままシカバネになったら満月が登って涙を流すこともできなかった。このまま土を廻って私はにんじんか何かになってやがて君になる、その過程で咲いた花を君はうつくしいと言うだろうか。君はタワーマンションになっているかもしれない、そうしたら私は雲になってときおり君をぬらすだろう。綺麗事並べてもさみしいきもちといとしいきもちは結局同じで砂糖のように甘く蝕む、それが心地よくて何度もやってしまうんだなあ!満天の君で月の光も見えないや。クレール・ドゥ・リュンヌ、あのうつくしい旋律(戦慄!)を、もう思い出せない!眠たいなあ、食道が燃えるように痛い。(こういうとき、板チョコは、毒!)困ったときの神頼み、十字を切ったら天罰(?)が下って灰(胚?廃?はい。)に、なっちゃったー。で、未だに胃酸で溶けている、私。

(どこで、まちがった……?)朝

4時37分

4時37分

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2019-09-16

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