拘禁病棟

拘禁病棟

   


   



   

  






指で掻き回して

指で撫で続けて

舌を吸い合いながら

名前を泣くように呼んで

突いて

ぶつけて

手を握りあって

声と息 混ざり合って

登り詰めて

果てたところは

青い夜になった




一番良かったその日を思い出していた開かない強化ガラスに月を望んだ夜。
   



   


   



   

  

拘禁病棟

作者ツイッター https://twitter.com/2_vich

拘禁病棟

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2019-01-19

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