更けては風も 泣くそうな

西園寺リルケゴール 作

更けては風も 泣くそうな

   



   


   



   

  




無名の


 唯物論者が


caféで


 女給に


   意味を問う無意味を愛せと説いた


無名の女給には


   この 無名の男の分別が


      分りかねたが


彼が 沈黙したときの


    彼女へけっして目を合わせぬ 視線が


  ひどく


    哀しく  


 思えた。
   



   


   



   

  

更けては風も 泣くそうな

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更けては風も 泣くそうな

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日 2019-01-06

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