彼女達について

多様性を無くした世界なんて
ゴミを模写する方がよほど生産的だ

23を3.2に変換するキミの希望が
降り積もった木の葉を散らす
散らした木の葉を辿って、また散らす
巻き戻りはしない、その、繰り返し

模写したゴミで作った山の上で
つま先立ちをしてみる

ボク達の間に断絶はない
あるのはただの遮断だ
背中越しの夕日のように
一方的で、どこか寂しい

ボクらの上の、そのまた上
繋がるはずの秋空は青い

久しぶりに投稿
一月一緒にいてくれた子どもたちについて書いてみたつもり