*星空文庫

尻尾人間

yumieisuke 作

 Aビル商業施設を横切る例のスクランブル交差点で尻尾の生えた人間をみた、尻尾、ただのアクセサリーなら愕かなかっただろうが、あれには耳があった、なぜ驚いたかといえば、要するにそういうものに対する興味があって、毎日のようにイラストや創作物をあさっていたからだ。
 でももし、見つかってしまえば、彼等はとてもネットワークが強いというし、でも突如目覚めた好奇心は、そうそう興味を止めることができない。あの尻尾は動いていた、あの尻尾は呼吸していた、私の隠された尻尾のように。

『尻尾人間』

『尻尾人間』 yumieisuke 作

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日 2018-09-14
Copyrighted

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