夏の願い

セイギ×ゼロ sideセイギ


『本日〇〇県の△△市では、気温42度、観測史上最高気温となりました。気象庁は__』

"史上最高の猛暑 いったいなにが?"

目の前の巨大ビジョンにニュース番組が流れている

暑苦しい見出しとは裏腹にアナウンサーの声がやけに冴え渡っている

セイギ「暑いな…」

隣にいるコイツに声をかけた

ユウキ「うん、そうだね~浴衣ってもっと涼しいと思ってたんだけどなぁ」

俺達は未だドリームキングダムの中にいる

しかし今日はいつもとは違いお祭りが行われ、日頃の重圧から解放されたいヤツらが大騒ぎしている

なんでもあの在全が指示を出したらしい

お陰でお祭りと言っても、屋台の勝負に勝てばその分の金を貰え、負ければ奪われるという完全なギャンブル

大儲けした奴が負け続きで有り金全部巻き上げられた連中に襲われ、まるで無法地帯と化している

セイギ「…次、どうする」

俺達はいくつかの屋台で勝ち進み既に数万を手にしていた

だが、王になれば一千億のドリームキングダムにおいて数万円など無いに等しい

金はあればあるだけ良い

昔から口癖のように言っていた兄貴のせいか、俺もいつしかそう思うようになった

だからこんなちょっとやそっとの金で引き返すつもりは無い

ユウキ「君は好きなようにやってきなよ、僕はちょっと休憩~」

そう言い残しどこから集めたのか分からない女達の中に消えていった


セイギ「お前もか……」

深いため息が零れた

なぜならついさっき兄貴と俺達を取り巻いているヤツらも女共がいると知った瞬間に慌ただしく向かって行ったからだ

どいつもこいつも女、女って。
あの女達の何処がいいのかまるで分からない
少し前、女の方から寄ってきて無理やり酒を飲まされた
しかし、見栄えだけを意識した派手な化粧に安っぽいドレス。キツすぎる香水に甘ったるい声
酒より先にそっちに酔ってしまいそうだった

確かに野郎しかいないこの閉鎖空間で数週間も閉じ込められていたら女の存在を確かめ触れてみたくなる気持ちになるのが普通だろう

しかし俺はもっと繊細で可憐な、思わず手を伸ばしたくなるヤツをしっている

"あれ"以来忘れようにも忘れられない存在
あのゲームがなければどんなに楽だったか、そう思うくらいには俺の心は乱れていた

お前は今どこにいるんだろうか
ふとそう思った

義賊の他に進学塾で講師をしているらしいがそんなやつにギャンブルや賭け事ができるようには思わない

争いを好まないあいつの事だ、きっと食べ物でも買って仲間達とワイワイ平和に過ごしているだろう
食べ物を美味しそうに頬張るアイツの顔が浮かぶ

すると不思議といままでの心に張り付いていた気持ち悪さが消えていった
反するように今度は逢いたいという気持ちが溢れてくる

周りを見渡すが、それらしき顔ぶれは見当たらない
気がつくと俺の脚は自然と屋台の外れの方に向かって動いていた
この一週間、ヤツの顔が浮かんでは消えて、消えては浮かんでの繰り返しだ

人混みをかき分け、俺をここまで苦しませ思い焦がれてしまうアイツを探す。

しかしどこを探しても見当たらない
人通りの少ない裏通りに来てしまったようだ

諦めて戻ろうと、周りからはよく見えない薄暗い植木の前を通り過ぎようとした時

「____…」
懐かしい声がした

反射的に立ちどまる
そいつは植木の傍に座っていた
セイギ「見つけた、ッ」

見つけた安心からか
思うように息が落ち着かず、座り込む

零「セイギさん…?なんで…」
零「っていうか!どうしたんですか!?」

咄嗟に、気分悪いんですか?と駆け寄ってくる
周りにいた仲間も心配そうな顔でこちらを見つめている

しかしそんなのはどうでも良かった
早く連れ出したい。そんな思いに駆られ顔を上げると思ったより近くにあった綺麗な顔から目が離せなくなる

零「セイギさん、大丈夫……?」

首を傾け聞いてくるその無防備な仕草に何人が欲を飲み込んだだろう

セイギ「っ嫌、悪い平気だ」

俺の背中をさするその手を掴み立ち上がる

セイギ「コイツ、借りるな」

そう伝え、走り出す

零「えっ!?ちょっと、待っ、て…」

人の気配がない海沿いへと向かう。後ろから戸惑う声とコイツの息遣いが聞こえる度に胸が高鳴るのが分かる。
兄貴や他の奴らに知られたらまるで恋する乙女だと笑われそうだ

まさかそう遠くはない未来でこんな気持ちを知るなんてここに来る前の俺が知ったらなんというだろうか

零「セイギさん!!」
その声にハッとする

かなり走ってきたようだ
大きな孤島の外れまで来ていた
その証拠に眼下には漆黒の海が広がっている。街灯も少ないこの場所には俺達しかいないだろう

零「セイギさん、どうしたんですか?さっきから変ですよ…」

戸惑ってるコイツを見るのは何度目か
最近は、笑っている顔よりも難しい顔をしている方が多い

セイギ「お前とこうして話すのは初めてだよな」

急に話を変えた俺にびっくりしたのだろうか、不思議そうな顔をしている

零「……はい。そう、ですね」

零「でもなんで?」

どうして急に現れた挙句こんなところに連れてきたのか。
その理由を言ってしまったら俺とコイツの間にある小さな繋がりが崩れてしまうのではないかと案じる

セイギ「言えねーよ、そんな簡単に」

そう呟いた声は波の音に掻き消されてしまう

零「セイギさん」

突然名前を呼ばれ、逸らしていた目を声のする方へ向ける

以外にもその強い眼差しは俺を見据えていた

……前は違った。ずっと恥ずかしがって自分からは目を合わせようとしなかったくせに

あの時の熱情に囚われたままなのは俺自身だけだったのだと思い知らされる
自分だけが焦って浮ついて振り回されるのはもう散々だ

コイツは前を向いて歩いている、きっとあの時はそうする他なかったと割り切っているのだろう

零「何があったのか、教えて貰えませんか?」

零「僕に出来ることがあれば力になります」

俺がお前に思いを寄せているとは当の本人は微塵も気づいていない。
当たり前の事なのにその事実が更に胸を締め付ける

零「……やっぱり、体調悪いんじゃないですか」

そんなに酷い顔をしていたのだろうか

セイギ「いや、違ぇよ、」

セイギ「お前に言っておきたい事があってな」

もうどうにでもなれと言う気持ちになる
伝えようと伝えなかろうと俺は散々苦しんできたんだ
お前だって少しくらい俺の事で一杯になればいいと支配欲がうごめく

セイギ「お前、あの時のゲームの事覚えてるか」

零「ゲーム…?」

最初はピンと来なかったのだろうが次第に顔色が変化していく

零「…ッ、はい、、」

その表情は酷く歪んでいるように思えた
消えない心の傷を植え付けてしまったのだろうか。もう手遅れだと知っていながら後悔の念に襲われる
支配欲と後悔と、相反する気持ちでぐちゃぐちゃになりそうだ

セイギ「本当に、悪かったな」

セイギ「あれから、色々考えた。あそこまでする必要が無かった…」

悪かったと頭を下げる

零「……良いですよ、別に」

あまりに淡白な言葉にヒヤリとする
もっと軽蔑されているのかと思っていた
俺は軽蔑の対象でも無いのか?

しかしその声とは裏腹に不服そうにする表情に言葉を失った

そしてその顔は不服と言えど確かに瞳が揺らいでいた。まるで寂しいと言わんばかりの顔をしている

セイギ「なん、で」

零「謝らなくていいです。セイギさんが思っている程俺弱くないですよ」
それに、と続ける

零「嫌じゃなかったです。確かにあの状況は戸惑いました、けどほんとに嫌とか思ってないし軽蔑とかしてないです」

零「セイギさんだって、謝ってくれたじゃないですか。誰だってあんな状況になったら冷静な判断なんてできませんよ」

俺だって男ですから、その気持ち分かります。とそんなことを言うが、もはや仕方ないとか軽々しい理由ではない

セイギ「…違う。そうじゃない」

セイギ「確かに最初はゲームだから、無理矢理にでもキスしようとした」

セイギ「でも、それ以上に、」

もう引き返すことは出来ない
心臓の音がやけに響く。轟いていた波の音など聞こえはしない

セイギ「お前の必死な姿に誘惑されたから、止められなくなった」

数秒の沈黙が流れる。

余程驚いたのか、その表情は唖然としている

零「俺の…?じょ、冗談辞めてください」

零「セイギさんは俺をからかってるんですよね、」

セイギ「違う、これは本心__」

零「違います!俺はセイギさんの事ずっと見てきたんだ、それくらい分かりますッ」

そうじゃない、そう伝えたいだけなのに
どうしてお前がそんな悲痛な顔をするんだ
その目には涙が溜まっている

零「俺の気持ち弄ばないで、下さ、いッ…」

零「俺、セイギさんのこと、好きなんです、」

消え入りそうな声で呟いた

予想だにしない台詞に思わず立ちすくむ
お前が俺の事を…、
聞き間違いではないのかと必死に頭を巡らせる
だが俺の耳には焦燥感のある、切ない声がたしかに届いた。俺のことを好きだという声

俺がお前を思うように、お前もまた俺のことを思ってくれていたのか…?

得体の知れない感覚が胸に広がる

零「セイギさんは分かってないでしょうけど」

少しいじらしい雰囲気に気分が高揚する
そんな素振りは見せなかったから、考えもしなかった。この行き先のない一方通行の思いを受け止めてくれるなんて

セイギ「そうだったんだな」

セイギ「……なぁ、俺もお前と同じだ」



セイギ「お前が好きだ、ゼロ」

零「えっ?」

俺がそういうと、その瞳から大粒の涙が零れた
喉を鳴らして体を震わせる
へなへなとしゃがみこんでしまう体を咄嗟に支え、ベンチに座らせた

零「セイギさんっ!嘘言わないでっ、本当に俺の事、思ってくれてるんですか」

零「セイギさん優しいから、同情とか__」

言い終える前にそっと口を塞ぐ
同情なんかじゃない、そんな意味を込めて精一杯の口付けをする

零「っん…」

前とは違う溶けてしまいそうな優しい空気に飲まれてしまう

後頭部を引き寄せ、一生懸命応えようとするその唇に舌を入れる

セイギ「っ、口、開けろ」

零「ふ、っ」

弱々しく開かれる口と口内で逃げ惑う舌を軽く吸い込む

零「ん、ぁ…」

いやらしく響く水音に背徳感が募っていく
誰かに見られるかもしれない、そんな思いが一層俺を駆り立てる

段々と深くなっていくキスを受け止めることに必死のコイツが堪らなく愛おしい

セイギ「んん…っ」

片手を取り、指を絡ませる。

女みたいな柔らかい手のひらとその指が妖艶に動く
スルリと俺の首に手を回す仕草にグッとくる衝動を抑え、そっと押し倒した

苦しかったのか息遣いが荒い。
めいっぱい肺に空気を吸い込みもう一度口付けをする

零「やっ、んん、…」

零「もっとっ、してっ」

その声に心臓が跳ねる
舌を絡ませ互いを求め合う ゼロが欲しい、それ以外は考えられない

胸元がはだけその肌が露わになっている。
顔を赤らめ濡れた瞳に欲が立つ

陶器のように白く滑らかな肌に印をつける

零「ぃっ、」

綺麗に咲く赤い花はコイツの白さを引き立てた

その背中をツツーッ……と撫でていく

零「あっ…」
短い吐息とともに背中を仰け反らせた
薄明かりの街頭がコイツのよがる姿を照らし出し、妖艶に照らし出す。

腰を撫でていた手を脇腹に移動させる
指でなぞる度、反動するようにその華奢な腰を浮かした

零「んん、やっ、くすぐった、いっ」

脇腹にも腰にも、いままでの思いの分だけ一つ一つ赤い印を付けていく
大きな目をギュッと瞑りながら声を押し殺している。

セイギ「声、我慢するな、もっと聞かせろ」

そう言えど、唇を噛み締めその声を俺に聞かせる気が無いらしい。

バサリ。
と、口元を覆っていた浴衣の袖をめくると、再び吐息と短い嬌音が耳を刺激する

零「セイギさんっ、もッ、ダメ」

その声を合図に残り僅かだった浴衣をたくしあげた。
もはや浴衣はただの布切れでしかない

おもむろに下着を脱がし、
上に弧をかくように存在を主張するソレを口に咥える

零「ッ、ひゃ…!」

零「そこは、っダメですっ」

舌を使い上から下へとなぞっていき、先程とは正反対の嬌声を上げる。

段々と大きくなる声にもっと攻めて壊してしまいたい衝動に駆られた
俺の体に脚を絡ませ自らを押し付けて、快感の底に溺れている
普段は見れないコイツの乱れた姿に抑えが効かない

零「やぁぁっ、んんっ」

襲い来る波を必死に受け止めようとその手は強く握られていた

零「ああぁぁ、あ、」

経験したことがないであろうこの感覚に、声が震えてうわずっている。
焦点の合わない瞳は、ぼんやりと遠いどこかを見つめている。

セイギ「…ん、ふっ」


時折、はやくも達しそうに腰を揺らす素振りを見せている
おそらく限界がすぐそこまで来ているのであろう
刺激を強め、押さえつけるように舌を擦り付ける

零「やっ、ダメッ、イきそっ、」

零「あぁっ、」

大きなソレが口の中で波打っているのがわかる
イかせてやろうと、そのまま奥まで咥え、舌を使い転がす

零「あっ、もうだめっ…、やだっ」

零「あッぁぁ、ッんんぁ……!__」

腰を反らせ全身で達した。

ゲホゲホと咳き込みながら荒くなった呼吸を整えている。
口内の愛液を全部飲み込み、脱力しているコイツの上に乗った。

零「まだっ、待って…、」

セイギ「待てねぇよ、ずっとこうしたかった。」

セイギ「力抜けよッ」

そう言い、既に十分に慣らされている中に、自身を挿れる。
快楽と言うよりは違和感に近い感覚に力が入っているのか、なかなか入っていかない。予想以上にキツい中に思わず眉をひそめる。

セイギ「くっ…、力抜けって、」

零「ふ、くぅっ…無理ですっ、」

キツそうにしているのはコイツも同じ、苦しそうな表情がやけにそそる

零「あっ…っん、」

生理的な涙を流し耐えているコイツに律動を加えると痛みよりも快感の方が強くなってくる。

セイギ「く、…はっ、」

セイギ「もっと、腰、浮かせろッ」

薄く開かれた唇から短い息が漏れた

零「っは……は、ぅ」

前に倒れ込み再び唇を塞ぐ

零「やっ…んぅ、セイギさんっ」

両腕を頭の上で拘束し、手首を押さえつける。コイツの激しい息遣いと共に締め付けられる中の圧に脳が揺さぶられ、息をすることも忘れそうだ

セイギ「ッどうした…」

夢中でしがみつくその手で俺の背中に爪を立てた。何度も抱き直す両腕が微かに震えている 先程達したばかりなのに、もう一度襲い来る快楽の波に呑まれようとしている。

もう無理ですと嘆くコイツの敏感な首筋に触れる。忘れようにも忘れられないのはあの時の思い出だけではない。
コイツの敏感な所も同じくらい鮮明に覚え、頭から離れないでいた。

零「ぁっ…!」

細くて柔らかな首筋にキスを落とす
敏感な場所故にどこよりも感じている素振りを見せた

セイギ「…お前が、ここ、弱いの知ってるから、な…ッ」

零「う、はぁっ…」

首筋にも痕を付けていく。

自身にも徐々に快感がせり上がってくるのが分かる

コイツと一緒に達しようと律動を早めると、より一層キツく締め付けられた
頬をつたい落ちる汗さえ煩わしく感じる

セイギ「あぁっ、」

零「またッ…ぅあ、イきそうですっ…」

狭く、それでも収縮している中が俺を押し出そうと脈動する
全身に一気に血液が流れ込むように体が熱く唸った。
コイツが達すると同時に、下で快楽に浸って上下している腹の上に自身の欲望を吐き出した

セイギ「あぁっ、はぁ…はぁ、くっ…」

零「はぁ、はぁ……ん、」


思い切り全身で息をして、肺に酸素を取り込む。

そのまま、空いているベンチに仰向けになった。

ほんの少し休むと身体がだいぶ楽になる。

全身の脱力感が今は丁度いい。
何故かコイツといる時の心はいつも満たされる。 普段は感じることの無いこの感覚。
その名前には覚えがあった。

伝えたばかりの思いにも、途端、恥ずかしくなり視線の先にある夜空に意識を注ぐ。
暗闇を照らす星はここがどんな戦場であろうとお構い無しに輝いて、光ることを止めない

ここに来てからこんなに心休まる時間は初めてだ、と星に染まる空を見て思う

それは、程良い疲労感以上に自分の愛する人が隣にいるからだと確信する
同じように横に寝そべり夜空を見上げていたコイツが不意にあっ、と声を上げた

零「流れ星…! 見ましたかセイギさん!」

パァと効果音がつきそうなくらいの爛々と輝いた瞳で俺を見つめてくる
流れ星ごときで、と前までなら間違いなく言っていた。だが、コイツの喜ぶ顔が見れるならそれでいいと思う。
湧き上がる愛おしさを噛み締めながらそっと呟く。

セイギ「…願い事、したのかよ」

まぁ、俺はそんな事信じないけどな、と半分冗談で告げると

零「セイギさんはもう少しロマンチストになってもいいと思います。」

とはにかんだ。

……コイツの心に触れる度新しい一面を知っていく。科学的根拠の無いものは信じないと思っていた。そんな俺の心の中を読んだかのように

零「普段はしませんよ。俺も。」

と呟いた

零「でも、気づいたら自然と願っていたんです。」

零「セイギさんと生きて帰れますように。ずっとセイギさんと一緒にいられますようにって」

恥ずかしいですけど…照れ笑いして言うコイツは本当に無自覚な小悪魔だと思う。
俺の心を振り回して、掻き乱して、それでいて自覚がないのは、天性のものなのか

混迷する心とは裏腹に、心地よく吹く夜風が頬を掠めていく

はだけたままのコイツの浴衣を直そうと、手をかけると華奢な手がそっと俺の拳を包んだ

視線を上げると、優しく麗らかな色を纏った瞳がこちらを見つめている

思わず頬に手を伸ばす。もう一度重なるように覆いかぶさった俺を、受け入れるように微笑んだ。
それを合図に唇にキスを落としていく。

夜はまだ更けはじめたばかり

流れ星がまたひとつ空に流れていった_



終わり

夏の願い

夏の願い

浴衣デート小説が、もはや浴衣でおセッするだけの小説なりました。しかもものすごく長い。 かなりガッツリ描写があるので苦手な方はお控え下さい。

  • 小説
  • 短編
  • 恋愛
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2018-08-31

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著作権法内での利用のみを許可します。

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