文化

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生死の境はこのようにして存在していた。ようやく死を迎えようとしているのか。
人生に後悔の念はあるのでしょうか。
今までの人生はこれで本当に良かったのです。
これで私の人生は良かったと判断できる基準は何だったのか。何の目的を1つ達成すれば、これで私の人生は良かったと結論を、この世に啓示できるのか。
私の人生とは一体何だったのか。
そう、人生とは創造するためにあったのです。
人生で創造物の傑作を作りたいという、私のような人間達の夢があります。
人生は振り返ってみて初めてわかる。あの若かれし青春時代には無駄な時間が多かったが、でもそれは今の私を作る上において無くてはならない大事な時間でした。
その掛けがえのない大事な時間に、思いついたアイデアをノートに記すのに費していて良かったと思います。
人生において無駄ではない時間とはどんな行為だったのか。やはり人生とは創作する時間が一番価値があり大事だったのです。
だって私の中の私自身と多くの問答ができたのですから。
神様、それはこの世界で一番美しい存在と問答するということ。
神様、それは私をふわっと安心立命の調和した次元まで近づけてくれる大事な存在。
色とりどりの究めて優美な天井伽藍の次元へと、高めてくれる全知全能の存在を今必要としています。
そして人間が神様に対して感謝の気持ちを表す為には、実際どうすればいいのか、今の私にはわかっている。
さあ、創造するのです。
その為には自分自身と向き合えばいいのです。

人生には苦もあり楽もある。苦を許す、楽を許す。この世の全ての問題は大したことはない。だってこの世には私の思い悩む問題なんて実ははじめからなかったのですから。
この世に人間の生きた証をしっかりと残して、あの世へ行ける問題程に美しいものはない。
この世はあの世への準備段階の時空のようなものです。
そう、この世こそが人生の本番なのだわ。この世で人間として創造し新たな作品を生み出し、立派に成長して尊敬されるのです。
天国には神様がいて見守り待ってくださる。傑作を生みだす創造の大いなる助けになってくれる。
これから偉大な傑作を想像し創造するのです。

さあ、あの世の神様の対談に出席しているのです。
まあ何て天国の食事は満ち足りて美味しいのでしょう。
天国の食卓には私の創造した傑物が載っている。
天国の人達との盛大な宴会で、神の子キリストが人間の美しい形状をとって現れた奇跡があった。
「キリストは私の肉を食べなさい」と言われました。そして天国で全ての人間は救われたのです。
「なぜ現代の人間には神様らしき天才は少ないのか。この世の恵まれ過ぎた便利な時代が、新しい文化を創造する人間にとっては良くないのではないかしら。」と言いました。
ああ、私の信じた神様はもうこの世にはいないのでしょうか。
新しい世界を創成して来たるべき時代の文化を変革するのです。
これから理想の時代を謳歌して、天才による新しい文化を天地に創造するのです。

でもまだ私の心の中にある文化とはとても古くて温かいのだわ。そう私にとっては古き良き時代こそ、うっとり母なる故郷を感じる。人情味が溢れて人と人との温かい庶民の町の文化を大事にしたい。
今私の創る文化の時代は100年後なのか。私の創る文化の時代は100年前なのか。
さあ、これから地球上に全く新しい文化を復活させなくてはならない。
そう、まだ私の中の小さな宇宙に、この今の時代の方がついてきていない。この今の時代が変わらないのであれば、そう、私から新たな時代の文化を創造してしまうのです。

そう、まさに創造者にとってはこの情報過多のデジタル時代が本来の自分を見失わせ、想像する環境には良くないのかもしれません。これから私自身を変革して自らが時代の文化を創造せよ。
「全く違う新たな文化を感じなさい。」とキリストは言った。
文化は人間の心の多種多様な時代性が作り上げる媒体であります。文化とは人間が積み上げて築いてきた時間そのものなのです。

人間の心としての時代は昔から本当に進歩しているのか。人間の心とは太古の昔から全く変わらずに進化していない普遍的なものなのです。時代が進んでも人間の心とは何一つ成長していないのではないかしら。
さあ、もう一度、その人間の心の普遍性を省みて大事にしていきなさい。

今こそダーウィンのスタイルを完成させ、若いときに書き溜めた膨大なメモを組み合わせ、新たな文化の進化論を完成しなければなりません。
現代は神様が人の形状をとって現れた真の天才が産まれにくくなっている。
天才の可能性がありながら、時代の恵まれた情報過多により己を見失わせ、その内なる天性の才能を発揮できない。現代の日常において人間の行為の無駄がそれ程までに多いのです。
天才よ、日々やるべき事をしっかりと成して、この世での傑作を準備をしなければならない。
あの世の遠い未来から来た人間キリストが、確かに今この世に存在して文化を作り上げるのです。
この世の人間の数々の経験が、現代の文化を形成している。本当に今まで人間の経験が作り上げてきた文化とは美しいものなのです。
さあ、私にとってこれからの理想の心の文化とはどんな文化なのか。
理想の心の宇宙とはどのような宇宙なのか。
理想の生活とは、理想の創作とは、それが何かとゆっくりと深く静かに想像するのです。
頭脳は全てをなんの制約もなしに自由に想像で飛翔させることができる。
まだこの世で私は人生の夢を叶えていないのです。

人間の経験が内なる宇宙を創造する。宇宙よ、私にその傑物への願いを成就させてください。
さあ、私は私と遊ぶのです。私は私ではない私と遊び戯れるのです。私のことを知らない私はどんな私。
ああ、感謝するのです。ありがとう。この世は私の創造した傑物だけあればいいのです。

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  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2018-05-18

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