*星空文庫

紺 作

一枚ずつ繊細に、私の衣を剥がしてくれる?
涙でふやけた身体には、あなたの真心は力強いの
ひとつのやましさもなければ
ひとつのうたがいもないのだから
私は敏感肌だから、直接当たると痛いのです
心配の中に、ナルシストを持っておいて
優しさの中に、諦めを持っておいて
そうしてそっと触れたなら、
私も君にひとつだけ
裏切りの欠片を持って、
身を委ねようと思います

『衣』

『衣』 紺 作

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日 2018-05-17
Copyrighted

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