僕が生きる命題なんてチンカスみたいなものさ、君の上唇の美しい先端と比べれば

　　
　　Sometimes I write poetry.

　　Sometimes I take an independent film.

　　Sometimes I suffer from disease of depression.

　　Sometimes I become a philosopher like Kierkegaard.

　　Sometimes I listen to Bach by car.

　　Sometimes I chat with a foreigner in vain.

　　Sometimes I have relations with somebody. But I escape.

　　Sometimes I want to go on a trip.

　　Sometimes I’m a pessimist usually.

　　Sometimes I cry by Leos Carax’s film.

　　Sometimes I become an rabidical anarchist.

　　Sometimes I pray to God.

　　Sometimes I am a vegetarian in rare cases.

　　Sometimes I look for somebody to love.

　　Sometimes I want to love.

　　But every day I’m bored because I’ve never even met you once before.

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　生きていく

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　人生　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　の

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ありったけ　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　の　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　長さ　　　　　　　　　　と、

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　通り　　　　　　　　　　　　　　　過ぎて　　　　い　　く　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　一　日　　　　　　　　の

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　まばたき

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　程度　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　の　　　　長さ　　　　が
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　、

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　同じくらい　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　の　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　長さ　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　に　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　感じられて　　、

　僕はときどき、息を止めてしまうようにしながら、君に気づかれずにこんな発作的な詩を書いたりしながら、僕の、裏寂しい知性がちぎれてしまうくらい、君みたいな、せつなすぎるほど美しい横顔をした人のところに停止して、僕のものじゃない時間のなかで、せいいっぱい死ぬほどもがき苦しみぬいて生きてしまうのだろうか。

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