運命に飼われた緑の花
Ⅰ 〜side.green〜
「はぁ、はぁ、ない…」
俺は必死に抑制剤を探していた。
何故かって?それは、俺がΩだからだよ。
NEWSのメンバーでΩなのは俺と手越だけ。
最も手越はまっすーの番だから2人の前なら抑制剤が無くてもなんの問題もない。むしろ、手越が抑制剤を分けてくれるしまっすーが隠してくれる。
が、しかし、長年一緒にシンメとして隣にいたアイツーー小山さんは訳が違う。
彼はフリーのαなのだ。そして、俺もフリーのΩ。
つまりどういうことかと言うと、俺から放出されるフェロモンで小山さんが欲情しかねないという超絶危険な状態なのである。
それに、もし、シてイッて中だしされたら妊娠しちゃうし……。
流石に、好きじゃない相手に種ずけしないとは思うけど分からんし。ヤツたまに謎だからね。
「はぁ、やっぱりない!」
やばい、これから小山さんと2人で某番組の収録終了直後なのに。今日の仕事終わりだから2人で飲みに行く約束しちゃったのに。
ガチャーー…
ドアが開く音がし振り向くとそこには欲情した小山さんがいた。
「こや「シゲ、ごめん」」
俺の言葉を遮るように呟き深く口ずけた。
「んんっふぁ//////」
苦しくなってほんの少し唇を開けると小山さんの舌が口内に入り激しく犯してきた。
「はぅ/////んんんっ/////」
小山さんの胸板を叩くと唇が離れ銀色の糸が俺たちを繋いだ。
「なに、してんの?/////」
「やっぱりシゲちゃんΩだったんだね、嬉しいや」
「は?」
「閉じ込めたいくらい愛してるシゲちゃんを番に出来るんだもん、無理矢理でもね」
小山さんは狂気の笑みを浮かべ首筋を舐めた。
「ひゃう!?/////」
可愛いね、なんて呟きながら俺の服を破るように脱がせ生まれたままの姿にした。
「あは、興奮しちゃった?」
自分も身につけていたものすべて脱ぎ俺のモノを口に含み愛撫し始めた。
「あぁ/////ちょ、やら/////」
「ひもいい?」
「そこで喋んなあぁ!//////」
ビクッと腰がはね白濁を小山さんの口内に出してしまった。
「あ////ごめ/////」
「ん、いいよ、それよりシゲちゃんは俺のこと好き?」
俺が吐き出した欲を飲み込んでから彼は俺の耳元でそう囁いた。
「んぁ/////耳やぁ//////」
「答えてよ」
小山さんは俺の胸の蕾に玩具を当てテープで止めスイッチを最大にしナカに極太の玩具を再奥まで突っ込みこれもまたスイッチを最大にした。
「あぁぁぁぁぁぁ//////いや!とっれ/////」
「やだ、答えてくれるまで取ってあげない」
そう呟いて俺のモノをきつく縛る。
「やら、むりぃぃぃ//////こわれちゃ/////」
次々襲ってくる快楽に空イキが止まらないしモノからは我慢汁がダラダラ溢れていた。
「ほら、早く答えなよ」
「んぁぁぁぁ/////いくぅまたいっちゃ////」
不意に、小山さんは玩具のスイッチを切り俺に跨った。
「なん、で……」
「答えてよ、俺のこと恋愛の方で好き?」
切なげな表現を浮かべて彼は呟いた。その姿はあまりにも美しかった。
「んぅ……ずっと好きだった……」
ぐったりしながら起き上がりそう呟き彼に抱きつくと優しく抱きしめた。
ナカから玩具を引き抜きモノを縛っていたものを外し代わりに指を沈めてきた。
「あぁ♡んっ♡」
「声、聞かせてよ、俺のものになれよ」
「あぁん♡なるぅ♡けいちゃんのものになりゅう♡」
お互い向き合うように座り小山さんは指を抜きゆっくり自分のモノを俺のナカに沈めた。
「あっはぁぁん♡おっきい♡」
「くっキツ、食いちぎられそ」
長くて少し太いそれが最奥を突き上げた。
「あぁぁぁぁぁぁ♡」
ビクビクしながらイキナカをきつく締め上げる。
「締めすぎ、激しくするから」
そう言って激しく再奥のいい所を突き上げた。
「あぁぁぁぁぁぁ♡らめぇ♡はげし♡」
「ダメじゃないくせに」
激しく犯されイッても小山さんは激しくナカを犯してくる。何度何度イカされ理性なんてついに崩壊してしまった。
「うぁ♡もっろ♡もっろちょーらい♡」
ナカは精液でいっぱいなのに俺はさらに求め続けた。
「可愛いね、本当に誰にも渡したくない」
「はぁ♡けいちゃ、もっろいっぱいちょーらい♡」
仕方ないなぁといいさらに激しくナカを犯してきた。
「あぁ♡らめ♡いきゅいきゅのお♡けいちゃんにふとおいおちんちんにずぼずぼされていっちゃうのお♡」
「ほら、いけよ淫乱」
最後に最奥をひとつきされ同時に果てた。
「はぁ♡はぁ♡」
「可愛かったよシゲちゃん」
そう言って口移しでなにか薬を飲ませてきた。
俺はその薬を飲み込み眠ってしまった。
意識が遠のく間際に小山さんが首を噛んで番にしたことは俺の知らない話。
Ⅱ 〜side.green〜
あれから数ヶ月、俺は小山さんの番になり今は小山さんと同居している。
まぁ、これを同居と呼ぶかはさておき俺はかなり満足していた。
「はぁ♡んぅ♡」
ナカに入れられたイボが付いた極太の玩具が動き回る度に体がはねる。
ふふ、今どんな格好されられてるかって言うとね、首輪を付けられ手足は縛られ足がM字に開いていてナカが丸見え状態でさらにモノが縛られていた。
「あぁ♡らめ♡いきゅ♡いっちゃっあぁ!♡」
リモコンは小山さんが持っているため何もかも小山さんの思いどうり。今だってずっと焦らされていたのに急に激しくしてきたもんだから空イキが止まらない。
「ふは、随分淫らになったね」
低く甘ったるい声が部屋に響いた。
「んぁ♡けいいちろ♡も、ちょーらい♡」
「だぁーめ、まだまだ躾が足りないんだもん」
そう言って腰をいやらしく撫で胸の蕾を噛んだり取れるんじゃないかってぐらいの力で摘む。
「あぁぁぁぁぁぁ♡」
「はは、可愛いね、最高だよ」
そう呟き身体中に跡を付けた。
「あ♡」
「シゲちゃんは仕事以外外に出ることはないけど心配だから♡」
涙と精液でぐちゃぐちゃになった俺に口ずけ口内を激しく犯しながら膝で俺のモノを押す。
「いあ♡いらいよ♡」
「痛いのに気持ちいいんだ」
ぐりぐりと膝で押しながら玩具のスイッチを最大にした。
「あっあぁぁぁぁぁぁ♡らめ、やら、けいいちろうのおっきいのでいちゃいの♡」
上目遣いでそう呟くと彼はニヤリと笑った。
「そんなに俺の欲しいの?玩具じゃ足りなくなっちゃった?淫乱ちゃん♡」
彼は俺の拘束を解き玩具を引き抜いてモノを縛っていたものを外した。
俺はすかさず彼のズボンと下着を脱がしパンパンに腫れ上がっている彼自身を咥えた。
「んんっ♡んぅ♡」
「んっ、いいよ、シゲちゃん、気持ちよ、うまくなったね」
時々甘噛みしながら丁寧に舐めているといきなり彼は腰を激しく振り出した。
「んぅぅっ♡けほ♡」
「はぁ、気持ちよシゲちゃん、もっと舐めて」
時々小さく喘ぐ小山さんが嬉しくて珠の方も優しく手で揉む。
「んっく!ヤバいそろそろでる」
「らひれ?♡」
「あぁやばいイクッ」
口の中に独特な匂いがするそれが出され全部飲み込む。
「ん、おいひい♡」
「飲んだの?偉いね」
そう言って優しく頭を撫でてきた。
「けいいちろも、がまんれきないの♡いれて?♡」
「シゲ、そういう時はどうするか教えたでしょ?やらなきゃ上げないよ?」
「んぅいじわるぅ♡シゲのグチョグチョのあなをけいいちろうのおっきいのでおくをずぼずぼひてくらはい♡」
「ん、いい子」
そう言って自分は寝っ転がり上に俺を乗せた。何も言わなくても分かっている俺はゆっくり自分のナカに小山さんのはち切れそうなくらい大きいものを挿れた。
「あっ♡おっきいよぉ♡あぁ♡」
最奥までいれゆっくり腰を上下に振る。時々小山さんが胸の蕾を取れるんじゃないかってぐらいの力で摘んできたりしてきたため、すぐに果て小山さんの方に倒れ込んだ。
「ふふ、もう疲れちゃった?でも、俺イッてないから付き合ってね」
そう言って激しく最奥のいい所を突き上げる。
結合部から卑劣な音が漏れ、お互いの胸の蕾が擦れた。
「あぁ♡はげし♡もっろけいいちろうでそめれ?♡」
「あは、壊れちゃった?俺なしじゃもう生きられない?」
「けいいちろいなきゃむりぃ♡あん♡もっろこわしれ♡」
「はは、可愛い、俺だけのシゲちゃん」
暗い部屋に水音と俺の喘ぎ声が響いた。
「あ♡いくぅ♡けいいちろうのおっきいのでいっちゃあぁぁぁぁぁぁ♡」
白濁を吐き出しながら潮を吹いてしまった。
それなのにナカを犯す激しさは変わらないどころかさらに激しさを増している。
「あぁぁぁぁぁぁ♡らめぇ♡いっぱいいっちゃ♡」
「いっぱいイッて?」
「んぁぁぁぁ♡」
イキ過ぎて白濁した欲が透明になっても、ナカが小山さんの白濁でいっぱいになってもずっと腰振りを止めてくれなかった。
「あぁぁぁぁぁぁ♡はぁ♡んぁ♡」
「可愛い、だらしなくヨダレ垂らしながら喘いじゃって」
俺のお尻を激しく揉みながら最奥を突き上げる続ける。
「あぁぁぁぁぁぁ♡いきゅ♡けいいちろのおっきいのでいっぱいずぼずぼされながらまたいくのぉ♡」
「ん、はぁ、いいよ、いっぱいずぼずぼしてあげるから」
「あぁぁぁぁぁぁ♡いきゅいっちゃ♡あぁぁぁぁぁぁ♡」
「くっ!」
搾り取るように締め上げイキ、小山さんは俺のナカに何度目か分からない精液を叩きつけた。
「はぁ♡んっ♡はぁ♡」
「可愛いよ、シゲアキ」
優しく抱きしめられ小山さんの匂いと体温に安心し眠りに付いた。
この時既に心も体も小山さんから離れられないなんて知るよしもなかった。
Ⅲ 〜side.purple〜
「あら?寝ちゃった?」
白濁に塗れた恋人を見つめそっと微笑んだ。
シゲアキの初めてを奪ってから数ヶ月、俺はシゲアキを自分好みに調教(開発とも言う)を行っていた。
だって、せっかく番になってくれたんだよ、自分好みに改造して種ずけしなきゃ意味無いじゃん。
あ、シゲちゃんの穴から出てきてる、入れてあげなきゃ、そう思い出てきた白濁を掬いナカに押し込む。
ま、シゲちゃんは妊娠なんかしないけど。
何故かって?それはね、シゲちゃんにピルを飲ませてるから。子供出来たらシゲアキを独り占めできないでしょ?
まあ、ナマでやってるからピル意味あるかわからないけどそのスリルがたまらないんだ。
俺は自分のスマホを手に取り白濁に濡れたまま寝ているシゲアキを写真に撮った。
え、狂ってるって?そうだね、でもね、それを受け入れたシゲアキの方が狂ってるよね……
一生離さないよ?シゲアキ♡
運命に飼われた緑の花