わたがし

君ってわたがしみたいだね
どこがって?髪型がだよ
もじゃもじゃふわふわしてるじゃないか
いたた グーは流石にやめてよ
もじゃじゃなくてパーマだって?
僕にはどっちも同じに見え
ああ嘘ですごめんなさい
怒っていたようで笑っていた
君はもう隣にはいない
他にもあったよ似ているところ
何にって?わたがしにだよ
君との思い出がいつまでも
僕の心にべたついて離れないんだ
何回も拭き取ろうとするのに
べっとりねっとりからみついて
そのまま舐めたらとても甘くて
忘れようと思うのに
忘れなきゃいけないのに
拭き取ろうとする手が止まるんだ
その内拭こうとした手にまでついて
身体中べとべとで もう動けないよ
ああこんなにも甘いのに
ああこんなにも焦がれているのに
君はふわふわ消えてしまった
君ってわたがしみたいだね

わたがし

わたがし

いつまでも忘れられない男の子の話 時折しょっぱい味がするそうな

  • 自由詩
  • 掌編
  • 青春
  • 恋愛
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2018-03-26

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