ゆらぎ


ぼくには何もない
何もないがあるだけだ
だけだと思っている

世界がはじめから完璧だったとしたら
人間は出来なかったといった人がいた

そうだとすればきっと

人間が生まれながらに完璧だったなら
この星に意味がなくなったに違いない

黄金比と比例するゆらぎ
1/fも飛び越えられないが
分子を震わすのはその声

声を上げるのは、この私

ゆらぎ

色々揺れながら書きました

ゆらぎ

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2018-03-20

Copyrighted
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