毎日は投げやりな射精みたいに過ぎていった

毎日は投げやりな射精みたいに過ぎていった




   







   



毎日は投げやりな射精みたいに過ぎていった。



   







   
ぼくに    見られることで

 
 


あなたは



ぼくの一部を




少しずつ




削ぎ落としていく





愛の無い       口淫のように。




   





生きてるだけで


重力は 抗い難く



僕のものではない この一瞬は



またしても 生き地獄へ激安パックツアー 一泊二日。




   





ファナティズム か チャイナホワイト みたいなものさ



   





「あなた」っていう名前の





不条理 な 時間





意味 を 殺す目的





ぶつけあう 身体の 哀しみは。






   







   

毎日は投げやりな射精みたいに過ぎていった

「チャイナホワイト」は合成麻薬の一種。
十代の終わりの頃に、映画『ラスト・タンゴ・イン・パリ』を見て、書いた詩。

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毎日は投げやりな射精みたいに過ぎていった

  • 自由詩
  • 掌編
  • 成人向け
更新日
登録日
2018-03-19

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