*星空文庫

ロンゴ ロンゴ アゴ

マチミサキ 作

先日
とても懐かしい方に
葬礼の場で偶然にお会いしました。

中学生当時の担任教師が
たまたま
受付をなさっておられたのです。

最初
私の記帳では気がつかなかったものの
次にお渡しした
友人の名前で気が付かれたようです。

友人は既婚者ですが
独身時代と姓が変わっていませんので。

旦那が元々
同じ名字だったのですよね。

それはともかく

このお預かりしていた御香典を
お渡しすると

『○○さん?私の教え子にも
こういう娘がいましてね、優秀でね、…』

そう手短に話しかけられました。

・・・・・

どうやら
同じ教え子の私には
全く気がついていないようです。

告げた私の名前には
不思議と知っているような素振りさえみせない

と、いうより
記憶にすらないのかも知れません。

・・・

知っている…
僕は貴方を知っている!

まるで
サイド6アムロ状態ですよ。

嫌ですね

こういう
片方だけに記憶がある対面というのは。

しょうがないです。


まー、それだけの事なのですが

故人が
火葬されている間に

この先生にまた
声をかけられましてね


『あ、ひょっとしたらですが
先ほどの○○さんというのは
○○の出身では?』

━━━そうです。

『やはり!いや懐かしい!
彼女はお元気に
なさっていますか?』

━━━━とても。

先生は余程
かつての教え子を気にいっていたのか
次から次へと
話しかけてきますが

そうされれば
されるほど

私はなかなかキツイ


それだけの話なんで
別にいいですけど。


だいぶ前に

やはり
友人と私の学生時代を知る目上の人物に
会った事がありました。

『○○さんは優秀でね!たしか
○○大にすすんだあと○○に
なったんだよね!テレビでも見た!』

━━━・・・・・

『あ、あー…そうそう
マチちゃんは足が…速かった…ね…?』

━━いえ、それほど…自慢にもな…

食いぎみ
『○○ちゃんは器量もよくてね!
どこの玉の輿に乗るかってね!
で、結局あーなったでしょ?
大変だろうけど彼女なら上手くやれるでしょ!』

━━━ そーですネ

『△■※♭♯□●◎&#○♪♪♪♪♪♪』

少し
会話がとまる

『・・・・マチちゃんは足が速くてね!』


もーいーっちゅうねん

それしかないんか。

なんだか
書いていて
つまらなくなってきたので
勝手ですが
今回はここまで。

どうもすみません。

あ!

そうそう

帰り道にお財布を拾いました。
今季初
8ヶ月ぶり

ポプピテテック?でしたっけ
それだけいえば
落とし主の方にはもう
判るでしょう。

落とし場所最寄りの駅に届けておきましたので
心当たりがある方はどうぞ。

お礼はいりません。

更に全く関連性の無い話ですが
先ほど
下校中の子供達
おそらく小学校低学年くらいだと
思うのですが

この子供達が
何故かバイクに乗る私に
腕も千切れんほど
手を振りまくっていました。

笑顔満面で。

勿論、面識などありません。

何だったのでしょうか。

そういうのが流行っているのかな。

ウイリーぐらいはサービスした方が
良かったのでしょうか。

『ロンゴ ロンゴ アゴ』

『ロンゴ ロンゴ アゴ』 マチミサキ 作

  • 随筆・エッセイ
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日 2018-03-13
Copyrighted

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