*星空文庫

もう何もない

白石 あめ 作

誰よりも 好きで

何よりも 楽しくて

もうそれしかないって確信しています

今日もわたしは元気

まる月 ばつ日 音曜日 天気:お金

狂った世界で またわたしは あなたを愛しています

未発表の新しい年号は 世間を騒がせて

たくさんのいいニュースと不祥事

その全てがわたしの涙でした


意味不明だって言われて

後ろ指を指されて

もう居場所なんてなくって

ブロッコリーが降る世界になってしまっても

わたしはあなたを愛してしまいます

きっと 空からとんでもないものがおりてきても

耳の中に 小汚いネズミが入っていようとも

わたしはあなたを好きでいる自信があるのです


この世から もう全ての人が生きていけるような資源は

なくなってしまっても

あなただけは守りぬく自信があります

わたしは あなたのためならなんだってできるのです

このビニール袋みたいな 流されやすい性格は

きっとあのアニメの壁のように強く美しくなれるのです

わたしにとって あなたは完璧じゃないのです

だけど それがいいのです

とてつもなく好きで

たまらなくって

最近流行りの あの子なんかよりもずっと

ずっとずうっと 美しいんだと考えています

きっとこの詩は あなたへの愛の大きさのはかりとなってしまうから

ここらで一旦 わたしは話すのをやめたいと思います

わたしは あなたで愛の大きさをはかるのです

『もう何もない』

『もう何もない』 白石 あめ 作

  • 自由詩
  • 掌編
  • ファンタジー
  • 青春
  • 恋愛
  • 全年齢対象
更新日
登録日 2018-02-13
Copyrighted

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