ひたむきに

ひたむきに

  



   






   





わたしの恋人は死んだ

なぜかは、わからない



恋人は死んだ

なぜ、それが

わたしであったのか




あなたは、あまりに、あまりにも早く生をなくした



あなたは

どんなに、どんなにか、問うたのだろうか

なぜ、それが

あなたであったのか

あなたでなければならなかったのか




夕刻

人の 直列の光

あまりに

    人が多すぎて




「あたしを忘れる?」




こんな宿命の人間ではなくて

ただ、あなたのひとでさえあればよかった



あなたは死んだ

なぜかは、わからない



あなたの切願したあなたの痕跡


生きる。


  



   






   

ひたむきに

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ひたむきに

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2018-02-13

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