*星空文庫

【掌編小説】三日月と旅立ち

トモマリ 作

 宿題を片付けながら、ふと窓の外を見ると、夜空に三日月が浮かんでいた。
 しばらく眺めていたら、三日月の先っぽに何かがひらひら、はためいていることに気づいた。目をこらすとそれは、昨日隣のクラスのC君に貸した、僕の体操着だった。
 そういえば今日C君は、学校を休んだらしい。きっと明日も明後日も、ずっと学校には来ないんだろうな。

『【掌編小説】三日月と旅立ち』

『【掌編小説】三日月と旅立ち』 トモマリ 作

  • 小説
  • 掌編
  • ファンタジー
  • SF
  • 全年齢対象
更新日
登録日 2018-02-12
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