*星空文庫

【掌編小説】歯型

トモマリ 作

 朝起きると二の腕に歯型がついていた。
 寝ている間に自分で噛んでしまったらしい。
 何だかよくわからないが、とりあえずいつものように洗面台の前に立ち、顔を洗っていると、頭の上から「痛いから噛まないでください」という声が聞こえてきた。
 恐る恐る顔を上げると、鏡の中の自分が二の腕をさすりながらうつむいて泣いていた。

『【掌編小説】歯型』

『【掌編小説】歯型』 トモマリ 作

  • 小説
  • 掌編
  • ミステリー
  • ホラー
  • コメディ
  • 全年齢対象
更新日
登録日 2018-01-26
Copyrighted

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