雑詩1
きっと、
私がしてきた恋愛ってのは
穏やかな浜辺についた足跡のようなもの。
日々のさざ波でやがて消えてしまう。
その足跡をつけた私の足には
砂がこびりついていて
いつまで経っても
どんなに払っても
砂は取れない。
その場に留まってても取れないし
離れるにもまた砂の上を歩く。
水に流してしまうか
また海にでも飛び込んでみるか。
どんなに見渡しても
もう2人の足跡は消えていて
誰もいない、何もない風景を網膜に焼き付けながら
私は1人座り込んで砂を払い続ける。
雑詩1
きっと、
私がしてきた恋愛ってのは
穏やかな浜辺についた足跡のようなもの。
日々のさざ波でやがて消えてしまう。
その足跡をつけた私の足には
砂がこびりついていて
いつまで経っても
どんなに払っても
砂は取れない。
その場に留まってても取れないし
離れるにもまた砂の上を歩く。
水に流してしまうか
また海にでも飛び込んでみるか。
どんなに見渡しても
もう2人の足跡は消えていて
誰もいない、何もない風景を網膜に焼き付けながら
私は1人座り込んで砂を払い続ける。
雑詩1