いま

いま

   







   





戻ってくれたのか


「ずっとここにいたよ」









寂しすぎて      


「日溜りを忘れないで」









待ちたくて


「声はきっと戻る」









忘れたくない


「時々でいい」









いてくれるのか


「生きていてくれる」









おまえ




               「新しい時を名づけましょう」












静寂の夜が明けた 

今朝 




差し込む 

朝の射光。
   







   

いま

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いま

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2017-12-28

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