簡単なんだよって

作るのに　時間がかかるのに

それを　壊してしまうのには

ちょっとすぐ終わっちゃうんだよね

いちばん大切なものは　目に見えなくて触れられないんだ

僕らはここにいるんだって　叫んでやりたいんだ

でも僕は　やっぱりないんだよね

一人じゃダメだと言っておきながら

僕がいなくても君は大丈夫だって

矛と盾ですよね

満たされないよ　人生なんて

簡単に壊れてしまうんだから

悲しい？ 普通のことなんだから仕方ないよね

君じゃない誰かを　これから僕が見つけたとして

もしもその人と　仲良くなって

僕が僕じゃなくなって

無色だった僕の端っこに　色が染みても

君がまた落としてくれるって

待ってるんだよ