悪夢と現実の中心

普段と変わらない日々が・・・・・こんな事件なるとは思って見なかった。
こんな為に訓練してない。
先輩と私が。まぁ

私はいつもと変わらない日常を過ごしてた
テレビのリモコンを適当にボタン押してトイレに向かった
あー今日も仕事だ
だるいと思いながらトイレ終わると
玄関から
「あきー」近所迷惑するくらい大きい声で叫んでる
声聞いただけで誰か。すぐわかった。
幼馴染のゆりだ
リビング行かないで
玄関行って
ドアを強く開けた

「なに!朝からでっかい声出して」少しイライラな声で
ゆりに怒鳴った
ゆり
「ごめんでもでもニュースみた?」
ニュース??頭の中で考えたけど
全然分からない

「いやまだ」
ゆり
「えーあんなに電話して出ないから来たのーやっぱり1度寝ると起きないあきちゃんだね」なんかバカにされた気分
それから
ゆりが家に上がって
テレビを指刺して
「あーこれこれ」言って
私もテレビ見ると
女子アナが
「昨晩、○○市で強盗入りました・・・・・」最初の言葉だけ聞いて
どうせ強盗ならすぐ捕まると思って
ゆりからリモコン取り上げて
番組を変えた・・・
ニュースはニュースでも天気予報が知りたかった
あー今日曇りじゃん
まじないわー
って思っていたけど
スマホの時間見て
「あ。」
あき
「あんた来るといつもゆりのぺースでゆっくりするから嫌」
私は朝ごはん食べないで
ゆりに全部任せて自分だけ家出た
あー遅刻する~
いつものバス乗れるといいけど頭の中で考えながら思ったけど
やっぱり発車して小さくいつも乗るバスの後ろ姿見た。
これで遅刻確定
これなら休もうかな・・・一瞬考えたけど
やめた
しょうがないから歩いて会社に向かった
んー思いながら
会社に着いた
また課長に怒られる
まぁーいつも怒られるからもう慣れたけど(笑)
部屋行くと課長が
「いいか。今日起きた事件はここが管理する会社で起きた事件だ」

「ん??」思いながら
ゆっくり部屋に入った
1つ上の先輩に
「あーいい身分だなぁ」
課長
「白石おまえまた遅刻か」
すぐ見つかった
あき
「はい、すみません」
課長
「今日の警備をいつも以上に警戒するように」
これで朝礼おわった
それから
課長に嫌なくらい散々怒られた
罰として1週間トイレの掃除命じられた
あーだるい
思ったけど
課長
「返事!」怒った声で
白石
「はい」
これから今日行く経路と回るところ確認した
いつも行くところは違ってもやり方まで変わることない
先輩がバック持って
それを私が守るって感じ
先輩
「あときたか。今日はこことここだ」
運転はいつもじゃんけんで決めてる
あーでも今日は運転する気分じゃないから先輩に運転譲った
先輩
「なぁテレビみたか」
白石
「いいえ」見たけど嘘ついた
先輩
「あれの事件でいつも以上に忙しくなるぞ」
運転しながら話したけど
私は
お腹の空いて
あーなにか食べればよかった
いま頃後悔した
先輩
「なぁー聞いてるか?」
白石
「え?」全然聞いてなかった
訓練のこと思い出してた
回りを警戒しろと教わったけど
まぁ
警戒してるだけで・・・まぁ来たこと1度もないけど
今日も
先輩の愚痴聞かされて
毎月行く店舗回ってる
道はいつも私。知らない
決まってる・・・・多分課長が決めてる
聞かされたことない
あぁー早くつかないかな
愚痴聞く私にもなって疲れたから
最悪だ
あースマホみたい
愚痴言いたい
あ!この前行った店、閉店してる
えー
先輩
「あそこ潰れたなぁ」
白石
「え!?行ったことあるんですか?」
先輩
「1度なぁ」
白石
「そうなんだ」
こんな話、1度もしたことない
まぁいつも先輩愚痴聞いて1日終わるからなんか新鮮
つい笑った
先輩
「おまえもあそこ行ったことあるのか?」
白石
「はい」
先月とは言えないから
嘘言って
白石
「私もこの前行きました。」
車の暖房が効いて来て少し熱い
白石
「少し下げていいですか?」
先輩
「どうぞ」
まだ先輩とペアになって日が浅いから、つい敬語になる
たまにタメで話いいのか時々考える
多分いいと思うけど(笑)
やっと
最初に行く店舗についた。
店舗の横に車をつけた
私が最初に車から降りて
回り見てから先輩に合図する感じがいつものパターン
もちろん
訓練で毎日のようにしたから体が覚えてる
またに変わってほしいけど
多分ダメと言われそう。
これも仕事のうちだからしょうがない
先輩
「いいか行くぞ」
白石
「はーい」
回り見ても誰も居ないけど車降りてから警戒する。
寒いから早く店舗に入りたいけど
これならもう少し着てくれば良かった
先輩が店入って私はそのあとに入る感じで
続いて
先輩
「ここにサインしてください」
店の人に書いてもらって・・・・・たぶん店長と思う
私の勘で
届け物終われば警戒するけど
襲われることは大体ゼロ
それから次行くルート袋開けて
それでやっと次どこに行くかわかる仕組み
なんか面倒なシステムと最初は思ってけど
このシステムもやっと慣れた。
先輩
「次はコンビニだ」
全然知らない道
んーナビに100%と頼って
次行く店舗行く。
今は晴れているけど今日、雪降るって天気予報で聞いたようなぁ
会社に戻るまで雪降らないといいけど
先輩
「なぁーまた賭けしないか?」
白石
「えーまたですか?」
いつも賭けしてるけど
白石
「また負けるから嫌です!」言ってけど
先輩
「これは負けないから」強引に断って
それでも先輩は強引に賭けをした
先輩
「ルールは簡単」
勝手に始まった
次見る車の色あって
・・・・・・
じゃ私
次はピンク
思って
白石
「ピンクします」
先輩
「じゃおれは黒だなぁ」
なんかもう負けそうなぁ気がしてきた
この道
あ。

思ったけどなかなか車が来ない
来たと思えば青い車
次に来たのが黄色い車
先輩
「中々来ないなぁ」
白石
「そうですね」雰囲気出して先輩を諦める作戦したけど
先輩
「なぁ別の賭けやるか?」
え!思って
白石
「もうすぐ着きますよ」
早く終わってほしいと考えたけど
まだ先輩と賭けしないとダメのかー
先輩
「いま行く店舗が最初に見る人を賭けしょ」
白石
「またですか?」
雰囲気出してもダメか半分諦めた
賭けを変更してから
ピンクと黒の車何台か、目の前を通過した
半々で
やっと次に行く店舗ついた
ぐるぐる回るから迷路に入ったみたいだ
このコンビニは最初の頃、研修で来たことある
これが仕事じゃなかったら普通に買い物して家に帰るけど
仕事だから買い物もできない
あぁー
パンくらい買いたい
結局・・・・賭けを忘れてる先輩
私も忘れて今。店を出てから思い出した。
仕事場出て・・・・・もうお昼だ
車の時計見ると
なのにまだ行く店舗あるから昼ごはん食べれない
先輩にお昼食べるとか言えば
飲食店とか寄ってお昼食べるのに
やっぱ仕事終わらないとダメなのかな?
あと・・・・・3店舗回らないと終わらない
白石
「まだお昼しないですか?」と言った(恐る恐る聞いた)
突然、車の雰囲気が変わった
先輩
「あーまだダメだ」怒った口調で言って
私はやっぱりと思った
怒ったのか急に話しなくなった
なんか怖い感じで重い空気で無言
一応
賭けは私の勝ち
最初に見た人は女性だった
若いから多分バイトの人?びっくりしたみたいで
対応は色々な意味で困っていたから
女性
「えええ少し待ってください。」言って店側のレジ?
行って男の人があとから出てきた
私は話とかしないから
先輩が色々話して。ここでもサインして荷物渡した
つい首に青い紐が目に入ったから
ずっと下見ると名札に
菊池哲夫(きくちてつや)と書いてあって
流石に店長なのかスラスラと話が通じたこと印象だったなぁー
仕事とか別の話もしたみたいだけど話の内容まで聞こえてなかった。
多分世間話と思って流したけど
先輩
「なぁー聞いてるか?」
白石
「あ!すいません」
先輩
「次の行くからそこの袋開けろ」
白石
「あ。はい」
後ろの席にある席に次行く店舗の封筒があって
先輩が言わないと触らない
もし勝手に触ると凄い怒られる
最初の時、やったから今でも覚えてる
次は服屋だ。

まだ着かない
んー次は長い道で眠くなりそう
はぁ
ナビはもう少しで着くみたいだけど
ずっと無言はきつい
あぁ~
考えてると
やっとついた
表は凄く綺麗で入りたいと思うけど
横はなんでもいいのか
少し汚い。はぁーなんか期待外れ
でも仕事だからしょうがない
癖?つい車降りる前から回りをキョロキョロ見る
別に車降りてからしてもいいのに
白石
「ここ来た事ありますか?」先輩に聞いても関係ないのに一応聞く
無言で
先輩
「・・・・」
無反応で返って着た
まだ怒ってる
それから車をバックして
私はいつもどうり先に降りた。
この時、なにも合図なしで
勝手に降りて
それ見て少し焦った
いつどこに来るかわからないのに
慣れているのか
すんなり進んで終わった。
雨でも降る感じに曇ってきた
んー
なにすれば機嫌直るかな
突然
先輩から
「なぁー今の服屋来たことあるか」
等々に聞かれた。
少しびっくりしたけど
白石
「はい。1回来た事あります」
先輩
「へぇー誰と」
白石
「親と」嘘言って
本当は1人で来たけど
そんなこと言えない
絶対馬鹿にされる・・・・・
今思ったけど次の袋開けなくていいの
先輩
「めしにするか」これ言って欲しかった
なんか複雑でなんて答えればいいのか
白石
「・・・・・はい」
先輩
「どこで食べたい?」
全部、私に聞かれても困る
先輩
「なぁーどこ行く」しつこいから
適当に指差して
少しだけ先輩を仕返し?と、思ったけど
やっぱやめた。

それがコンビニだった・・・・
本当。適当に選んだから
冗談でイタリアンとかすれば絶対ダメと言うはずが
なんでコンビニしたのか
溜め息とがっがり感
それで本当にコンビニ入って
目の駐車場に車止めた。
今思ったけど、ここよく来るコンビニそれに
仕事終わってからいつも来るから店員も顔馴染みですぐ顔見ればわかる
凄い恥ずかしいから入りたくない
けど行かないと。あとが怖い
絶対、車が無言地獄になる
それだけは絶対嫌だから
コンビニ入った
その瞬間、気づかれた・・・・・もうここに来れない
終わったと思った。
早く出たいから適当の飲み物とパン選んで
ドキドキのレジに行って
まず最初の発言が
店員
「白石さんこんにちは」
はぁー
白石
「こんにちは」
店員
「今日は仕事ですか?」
白石
「そう。先輩と」
店員
「いつもと違いますね」やっぱり覚えてる
本当の私ならパンとか絶対買わない。いつもは弁当に珈琲
だからーーーー

今日は最悪な1日なりそう早く仕事終わって1人に
なりたい・・・・・
って思いたいけどこの仕事終わらないと
帰れない。
途中で早退なんか高校生の時だけ
社会人なればもう言えない
てか絶対言えるはずもない(笑)
先輩は先輩で
油とか凄い唐揚げ弁当食べてるし
よく食べられる・・・・・見てる胃に来そう
先輩
「お前昼めし終わったか?」
白石
「はい。。。一応」
先輩
「じゃ次も袋開けていいぞ」言われてもいつも私が開けてる
先輩が空けた所はーーーー1回だけ
私が新人の時だけ
それも1回だけ見せて
当時の先輩
「なぁ簡単だろ?」言って
私に全部任せて
自分は運転に集中できるからなんかいいように
されてる(私)

それから
先輩が食べ終わって
いつも私が早く食べ終わる
待つ感じ
先輩は無言でいつも食べてる
逆に私は話しないと食べられない。
それでも話題ない
話したいけど・・・
やっぱりなんか話題でも作った方がいいのかな??
時々考えてるけど
最近の話題は芸能人が結婚したとか
だれだれがニュースで出て捕まったとか
主な話題だ
まぁ私が独り言みたいに話してるけど
急に
「次はここだからお前、運転するか?」
先輩から言われて
少し迷ったけど
白石
「はい」
先輩
「じゃ次の袋開けろ」
白石
「はい」
初めての袋と運転
免許持っていて良かった。
少し緊張するけど
上手くできるように
頑張ろうと心で思ったけど
ミスすれば絶対怒られそうで少し怖い。
毎日、道変わるから全然来たことない道を通過して
目的地に行く
ナビは変わるから全然使えない
最初は使っていいのかわからないから勝手に使おうした時
凄い怒られたなぁー
食べ終わってから運転席変わった
先輩
「じゃ行こうか」
白石
「はい」同時に頷いた
エンジンかけた
大きい音でいつも聞く音だった
回り見てバックした
誰も来ないことを確認して
それから右折して
袋にあった地図どうり進んだ。
もちろん信号守って
集中するから先輩の話が耳に入らない
まぁ
寝るよりいいけど
急に
「なぁーそこ左折だ!聞いてるか白石」
あ!!
白石
「はい」言ってから急いで
左折した・・・・
この道。この前も来た??
疑問が頭を過ったけど
先輩に聞かないでそのまま進んだ。
途中に突然のように
高校生時代を思い出した・・・・・あそこの居酒屋で短期間だけバイト
したなぁ
懐かしい。
急に言って
急に黙る。
全然任せてもらってない
半分も信用してない。なのになんで運転変わった?
この1回で終わってずっと運転させてくれないかな
ん~
時間経過してもいいから
運転させてほしい。
一瞬だけ先輩みて思った
気づいたか分からないけど。
運転続けた・・・・・
以外に近所で大きい建物が見えてきた
えーってくらい本当に大きいから少し驚いた
先輩
「ここはバックで入れろ」
そう言われて
それから戻ってくると
先輩は
寝てる

先輩起きてください
私より動いてないのに
隣で寝てる・・・そんなに眠くなる?
私は運転の緊張でピリピリするの
酷い
話すれば少しは楽になるのに
本当に酷い
白石
「先輩起きてください!」隣にいるのに大きい声言って
先輩が起きて
「うるさい!まだ着かないだろう」
怒られた・・・・
もっと早く帰りたいと思った
道は最悪で
凄く混んでる
次はここですか?
さっき行った店舗からそんない遠くない
さっきも言われたけど
ここままずっと会社まで私運転?
酷い本当に
煙草の吸いたそうに持ってる
私は煙草大嫌いで近くにいるも嫌で
いやだ
んー色々言っているのに
ダメ
この色々言ったけど
全然聞いてくれない。課長に言っても
無駄とこの前。分かった
空気が重い感じに
車内も最悪で暗い。
こんな愚痴、誰も聞いてくれない
バカバカしくなってもう呆れてる
静かになって隣みればまた先輩寝てる。
まぁこの人寝てる時は静かだからいいけど
次着くまで・・・・知らない
少しだけ運転慣れてきた
ナビもチラチラ見れる
あー話する相手居ないと集中できる
あー我慢できないから
白石
「先輩着きますよ」恨み込めて
叫んだ。
先輩がびっくりして飛び起きた
少しだけそれ見て笑った
先輩
「まじか」言って
急ぐこともないのに
慌てて

「本当に着きますよ」
先輩
「あー」しか言わない
今軽く頷いた?
本当に先輩の行動わからない
まだ先輩とコンビ組んで半年?
空気は全然変わらない

店舗着いた・・・入った瞬間、空気が変わって
先輩と私は気づいた
奥のところから声がした
「金を出せ!!」大きい声で叫んでる
私と先輩が小声で
「どうします?」
私聞くと
先輩
「まず本部連絡しろ」私見ないで
言って
すぐ連絡した。
「はい。どうしたぁ」課長が出た
今起こってることを課長に説明して指示を求めた
課長
「警察の連絡はこっちでするからそこで犯人に見つからないように」
言われた。
それをそのまま先輩に言って
一緒に待機してる。
犯人
「早くしろ~殺すぞ」
複数いるのか
単独なのか全然わからない
やっぱりここで声しか聞こえない
もう少し移動すれば状況わかるけど
私が勝手に動くと
先輩が止めに入りそうで
いけない
んー
白石
「行きましょ先輩」
先輩
「バカ!!課長に言われただろう勝手に動くなぁ」
そんなに課長怖い??まだ半年だから
まだ課長の怖さ知らない私。
白石
「大丈夫ですよ」
先輩
「じゃ俺は知らないからなぁ」言って
他人語とみたいに言われて
まじか
思ったけど。やっと1人で行ける
目の前の扉をそっと開けて
見たけど・・・・
誰も居ない
今のうちと思って先輩がいる部屋から別の部屋に
移動した。
見る限りお客さんは見えない
犯人の声はするけど・・・・・どこ?
あ。
1人。目に前を通過した
1人?あ。また違う人が過ぎた
単独じゃない
まだ隠れているかも
この部屋にくれば
静かに捕まえて
動けなくするのにダメだ
複数は相手できない
屋根裏に行って広いところの様子みたけど
経験がない。んー
少し考えたけど
ここで1人待機して
警察が来るのを待つかな。今さら戻ることできないし
音出すと犯人に気づかれるから連絡できない
ドア少し開けたけど
先輩がいる部屋はドアも開いてない
本当に課長に言われたように待機してる

悪夢と現実の中心

悪夢と現実の中心

  • 小説
  • 短編
  • ミステリー
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2017-12-17

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted
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