*星空文庫

分かってくれる!急に友だちになりたくなっちゃうー! -10- ひとかけらの幸

YYU 作

みーんな、分かり合える人ばかりならいいのにー。いや、大抵はカメレオン変化自在を楽しんでるだけだよ・・

ゴージャス店と百均とを比べちゃいけねえ、差別視しない方がいい。
便利多いよねー、安いからって全部が全部壊れなければ尚いいのに。これが百均だ。便利ありあり、これも百均だ。量販店千五百円のスマホケーブルがたったの百円だからね。

人を見る目を養わなくちゃね。差別視しない人をね、蔑視しない人をね。
人をなめちゃいけねーよ、したら必ず、因果応報、仕返しがあるからね。

どこにも欠陥商品はある、欠陥“人”だけど。
と、云ってるのは、誰かさんがじゃなく、自分がそうならないようにと、ね。

「あんな黒のどこが良い?」聴衆が拍手喝采。
云った本人はケッろとする元閣僚。聴衆も聴衆で褒められたことでない。黒人のどこが悪い?自分がイエローモンキーと云われたらどうするんだ?そういや、その元閣僚、お猿さんの顔そっくり。

もっと他に有意義なことを云った方がどれだけ皆のためにも、結局回り回って、たとえば選挙でも、本人のためにもなるんじゃないか。
マスコミと称する新聞屋さんはじめテレビ屋さんまでがただ炎上するの見ててみにくい、どこがマスコミなんだ。
報道の本意はと問われると異口同音に、“真実を広く伝え、市民に知る権利を施し、人権を尊重する自由で平和な社会の実現に貢献する”、と返って来る。

さすがおっしゃてることはご立派。
現実はと云うと、その“真実”、その“人権”、その“自由で平和”のどれも真逆な路線を突っ走ってるが見え、がっくりくる。本質と称して行う報道が、視聴率・人気を優先してるとしか見えない。

だよね、おれらを軽視してるね。
軽視かあ、馬鹿にして、と翔大も言わなくなったね、そういう差別ってことを。
馬鹿にしてる?と云いたかったがスルーした翔大。

自分独りが反対すると自分が失うものの怖さを恐れて声を挙げずらいんじゃないか。

差別判定!機関設ければ良いと思わない。ひとつごとの差別に対しその人に10万円懲罰してやったらどうかな?

誰が判定するんだ? 裁判官も国民多数大衆に迎合した判決を下すに決まってる、自分の出世*を考えない人はいないからね。
(*法趣旨より、正義視より、上司つまり政府や法務省の顔色をうかがう人も。制度の瑕疵ですね。

オー、寒っ。

キュキューンと急に強風が横切る。
直ぐに止まる。
また襲ってくる。
この地方独特な北風であった。
寒い、されどアンディはみじんも感じていなかった。むしろカッカとしたアツいものが身体うちから湧き出て来るよう。温泉じゃない。

「やってられねえ・・・馬―っ鹿ーっ!」と、敢えて、アンディは自分に云い聞かす。
その突き指してくる殺気に満ちたガン見に対し、握りこぶしをしたまま、心うちではグイッと払いのけていたのだ。
なんも益にならないことはシカトーすることにしていたのだ。

勇気とは、困難に立ち向かう心意気だ。行き過ぎは、勇気とほど遠いただの蛮勇となる。真の勇気は義勇だ、知勇であるべきだ。でないと心正しい人になり心正しいコトが行えないことになるからだ!

ホントホント、あとにもう少しの知勇があれば差別・偏見・偏りもなくなるのにねー。
だね。蔑視意識で失うものは、自分の良識なのに。

良識に従った者がここに御座す、
祖国を守ったスコットランド人魂があった。カッケー。

『分かってくれる!急に友だちになりたくなっちゃうー! -10- ひとかけらの幸』

『分かってくれる!急に友だちになりたくなっちゃうー! -10- ひとかけらの幸』 YYU 作

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日 2017-12-11
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