燃え、踊る、甘える、これが恋っしょ -9- aPiecOfLUCK

恋は、燃え、踊る、甘える。あなただけずっと私の全世界!キャー!となる -9- aPiecOfLUCK

「これが恋心だー」
絶叫はしてない、
絶叫してるだろー!心うちで!
いいんだ!いいんだ!そうでなきゃ!

時間の長短は関係ない、たとえ短くても一生と同じくらい感じることだって。
ドラマ的だね、ドラマじゃね!以上だ!
大袈裟な!大袈裟じゃない! 経験ある人には分かる。

アンディは1/100秒単位で本能的にボディ深くに打ちのめされてた。
恋は強いですねー。うんうん♪
これに敵う者は世界中の、何所にも、誰にも、いないっしょ。。。こわーい♪

それとなくは過去にも何度かその気配がなかったわけではない、が、はっきりそう覚えた、焼き印を心深くに押された感、初めてだった。
恋とはこうも自動的に、燃え、踊る、パンチを食らわす、精巧なマシンなのか。
もし、マシンなら故障することもあるな、そーかー、だから人間も恋シッパイがあるんだー。

母マーガレットと連れだって市場へ買い物に来ている9歳を過ぎた頃である。

「なぬ!コイツ、ダサな貧乏人目が!そもそもオメエらは恋する資格なんかねえーんーだよ!」
親指を下に突き下ろし、口周りの表情が鋭くそう云い放つ。ガン見して来る同世代のやつである。
既にリザーブ済みなのだろうか?横恋慕か?

Love Rivalだ、直感す。
ちなみだけど、Rivalの語源は聞くところによれば、“川を共同で使う者” 即ち “自分が良ければと川を競って”になる。まさにライバルという言葉のピッタシ感を実感する。

「早いもの勝ちでえ!」とアンディは反射的に心内々に宣告旗を揚げた。

実はこれには背景があった。
恋敵ヤロウの父は日頃から、貧しいアイルランド人達に対して織物卸業で富を為した成り上がりイングランド人であるが、ことあるごとにカネを以て、人をさげすむ振る舞いをし、豚腹成金主を覆い隠しもっぱら偽善者を装っていたのだ、それゆえ、日頃からいつも鼻に掛け威張り散らしている彼を信頼もしないし人として好む者は皆無であった。みっともなーい。哀れ。
人から好かれない程哀しいことはない。孤独ゆえに死んでしまう動物すら居ると聞く。どんな動物?ヒトもだ。原因は、はっきりいしないが、脳内エンドルフィン欠乏によって死に至るらし、不安、孤独の積み重ねいかんによっては。
だったら、お金よりも人に好かれることをすれば良いのに、と思っちゃう。

この影響からか、口のひん曲った少年は日頃から、スコットランド系住民に対して、ことごとく、ごうまんであり、蔑視する傾向にもあった。
いわゆる差別意識である、何所にも居る。
居てはならないが・・・・。
すればする程、倍返し差別が待ってることも知らないで。

いやねー。
だね。深刻なのは、世界中にはびこってるってことだ。いわゆる囲みだね。
囲みって?
自己不満転嫁、パニック好み、数の多い方に組する弱虫スズメ、雀さんには失礼だが、何かあるとサッと同じ方へ一斉に付いてくだろ、の群集心理だね。
あーね!だからイジメがあるんだぁー・・・・。
但し!ここにポイントありなんす。この倍返し差別ってのは、報復律、つまり、れっきとした天下一品の法律なんだって。
ラテン語で同害復讐法として載ってることを根拠とし、今日まで実はヨーロッパ始め全ての国々の近代国家法律の礎となって、ここから全法が成り立ち始まったんだって。

人が誰かを傷つけた場合、相当の代価(報い)を受け取る。
これが今で云う刑法(逮捕・強制送検)&民法(損害賠償請求権等)、特に民法は代価法趣旨に従う。何故従うって、刑法は強行法なので国家権力のお巡りさんや抵抗激烈なら自衛隊までやって来て強制的に処置、牢屋百年とか、民法は任意法なんだって、やるやらないは双方の意見次第。
気を付けた方がいいよー!

おースゲー・・・・うん!覚えとく!

人類有史以来、一番の難敵は何だったのでしょうか?

最近授業で改めて知ったんだけどさ。
だってよ、今でも難敵になってんじゃないの?ワイドショー・囲み・どっかの国のリーダーによる人権無視ってやつ。

何が上で下だか知んないけど、下の人間をさげすみ、自分だけの利益のためなら人を肥し視し、臭っ、人権無視!
って云うより、正しくは、生き物無視って捉える方が正論な気もすんだけどな・・・・。
ヒト以外のイキモノに対する蔑視が酷過ぎなんだよーなー。
よく平気でいられる?同じ哺乳動物仲間のクジラちゃんを追いまわし!追いつめ!追い詰め、詰め、殺し!殺し!て、ゼッテイ痛い、もがく! 何が楽しい?
勝手に可愛い可愛いと飼っておいて、他人には、家族だもーん、と云っておきながら刹処分所送りするやつの気が知れない、まさにアウシュヴィッツの再来進行形、ゲッ。

ニンゲン価値のモラルに反すると思ってさ。
そーだよ!そーだよ!!

酷の反対振子は美だね。
酷があるからこそ、より美しく振舞いたい、となっていく。

楽の反対振子は努力でしょ。
努力・精進するから、後に、楽ちんが待ってる。
なまけてたら、楽ちんどころか、ぬるま湯どっぷりの挙句、借金地獄へだって。

じゃあ、好きの反対は?嫌い!と思うでしょ?ではない!
憎しみ・恨み!こわっわっ。
じゃー、憎まれないように、わら人形叩かれないように、好き好きを通そうぜ。

ホント、恋っていろいろ教えてくれる。これからも翔大にだけ教えてって貰いたいなー。
それ!云わせたかった。
もお~~♪

燃え、踊る、甘える、これが恋っしょ -9- aPiecOfLUCK

燃え、踊る、甘える、これが恋っしょ -9- aPiecOfLUCK

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2017-12-10

Copyrighted
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